もしも当時のその官僚が軍部に忖度をせず、
きちんとトルーマン大統領の電報を昭和天皇に届けていたら、
原爆の悲劇は無かった。
沖縄や硫黄島の悲劇は無かった。
空襲の悲劇は無かった。
はだしのゲンガラスのうさぎ も物語が紡がれる事は無かった。
この世界の片隅で すずさん は穏やかに日々を過ごしていただろうし、
かわいそうなぞう だってのんびりと生を全うする事が出来ていたはずだ。


官僚の忖度ほど恐ろしいものは無い・・・。


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「 あの頃と同じキナ臭さを感じる。 」と、
太平洋戦争を知る世代の方々は仰っておられる。


僕らの世代は その言葉 をしっかりと受け止めなければならない。


恐ろしいもの に対する 怒り だけは持ち続けたい・・・。
忘れてはダメよ・・・。