日曜日の夜、合宿から息子が帰宅・・・。
おう!お帰り!と、僕は声を掛ける・・・。


ず〜っと雨であった・・・。
雨の中での練習であった・・・。


すさまじく、且つ濃密な練習であった・・・。
グラウンドの外の、件のネット越しから見える場所で僕は見ていたので解る・・・。


悔いなく、な、
とにかく全力で駆け抜けろ!って、
僕が今言えるのは、それだけだ・・・。


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合宿帰りの男の荷物はデカい・・・。
デカい荷物の中は、練習着だ・・・。


今宵、ナースなカミさんは夜勤で不在・・・。


つまり、洗濯責任者は、僕だ・・・。


僕が洗濯する以外、
選択の余地は無い・・・。


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洗濯機の所に出しておけい!って僕が言うと、
息子は、「ウイ」って答えた・・・。


う〜む、
雨の中で必死に練習する姿はとても良かったのだけれど、
その時に着用していた練習着は、こんなになっちゅう・・・。


泥だらけってのをレベル1とすると、
このドロドロのグジャグジャのビチョビチョの練習着は、ね、
レベル7だと言えよう・・・。


ど〜するよ?コレ・・・。
お湯に入れてふやかし、
そんでもって漂白剤に浸すしかなかろう・・・。


洗濯ゴシゴシ・・・。
ゴシゴシ洗濯・・・。


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しばし漂白剤に漬けていたんだけんど、
跳ねた泥が、さ、
ダルメシアンの模様みたいになっていて落ちない・・・。


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漂白剤が臭い・・・。


僕は今、漂白(漂泊)の詩人・・・・。
なんちゃって。