2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

秋空の下の祭り。

娘が通う大学の学祭を見る・・・。 キャンパス中に若さと瑞々しい感性と歓声が溢れていて、 青春という人生の一時が放つオーラの美しさを僕は、本当に羨ましいと思った・・・。 クラスやサークルごとのお店や、ステージで弾ける姿の学生たちの眩しさがたまら…

カロリーメイト。

未明からずっと、台風情報を気にしながら過ごして朝を迎える。 寒さを感じながらの台風の不思議。 猛ダッシュで秋は、僕らの目の前を通り過ぎようとしている・・・。 強い雨。 外を歩くとズボンの裾が濡れる。 そして、冷たい・・・。 熱いコーヒーを飲み、…

とうとう灯油を買ったとゆう(灯油う)僕です。 寒いな、・・・寒い。 あっという間、じゃなくて、 あっとうゆー(灯油ー)間に真冬のような寒さだ・・・。 こんなに早く冬が訪れるのは、ね、 僕が中学生だった頃以来だと聞く・・・。 僕の出身中学は、ヘルシン…

親父なギャグで熱くなれ!

取引先の社長、Aさんは還暦間近にして、尚も元気いっぱいだ・・・。 さすがは野球人、見事である・・・。 長い間、埼玉県K市にあるリトルシニアのチームで監督をしておられた・・・。 「すっかり運動不足だよ。」なんて仰ってはいるが、 なんのなんの、まだ…

Q太郎とサップと僕と、水曜恒例の野球・・・。 草野球とはおこがましく、 もしかしたら僕らのそれは、クソ野球なんじゃないだろうかと僕は不安・・・。 だが、致し方あるまい。 きっと誰もが不安を抱えている混沌の時代、 僕の不安なんてちっぽけなものだ・…

したたかに歩け。

隅田川のほとりの、広大な歩道を行く・・・。 ブルーシートを屋根にした家々が近くに見える・・・。 その背後、まるで覆い被さるように巨大な高層マンション群が広がっている・・・。 この辺りの景色は、ガラリと変わった・・・。 町工場は廃れ、 人が生きる…

手紙の束。

シマさんからもらった本を読み終えて僕は、 押し入れの奥深くにしまっていた手紙の束を取り出した・・・。 もう封筒は色褪せていて、 便箋も無造作に束ねた輪ゴムのせいで皺になってる・・・。 高校生だった僕に、 母が送り続けてくれた手紙だ・・・。 あり…

シマさんこと、 清瀬ポニーの島田ヘッドコーチから僕は、一冊の本をもらった・・・。 「甲子園だけが高校野球ではない」 珠玉の言葉を編纂したその本を読みながらボロボロと僕は泣いた・・・。 まこと、野球小僧の一人一人には、深く輝くドラマがある・・・。 …

グニュっとな、いやな感触・・・。 ムギュっとな、いや〜な感触・・・。 足の裏にな、ゲゲゲの感触・・・。 昨夜、走っていて僕は、 それを踏んでしまいました・・・。 街灯はあるのだけれど、 灯りが照らさない辺りに該当する場所は、暗い・・・。 立ち止ま…

野球小僧の父として。

夜、寝ている僕の枕元に、小さな息子がやって来た・・・。 遊びに来る小さな息子はいつも、小山ドラゴンズのダブダブのユニホームを着ていて、僕はニコニコしてしまう・・・。 「オ父サン、楽シソウダネ・・・。」 小さな小さな息子は僕に言う。 ああ、楽し…

E.SAWAMURA・・・。 生後7ヶ月の長女と妻を遺し、 フィリピン、レイテ沖にて戦死・・・。 享年、27歳・・・。 E.SAWAMURA・・・。 巨人軍の、初代エース・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

子規に寄せて。

コロコロコロ・・・。 コロコロコロと、ボールが転がる・・・。 補り損ねたボールが転がる・・・。 待て待て待てと、それを追う・・・。 コロコロ転がるそれを追う・・・。 どこだどこだとボールを探す。 草を掻き分けボールを探す。 きっと、どんな人だって…

水曜日の僕の野球・・・。 水曜日の僕らの野球・・・。 後輩のQ太郎は急ぎの工事が入り、今週は不参加・・・。 よって、親友サップと僕の二人で練習をした・・・。 せっかくだからと、(何がせっかくなのかは不明。)いつもの城山公園ではなく、 浦和の秋ヶ瀬…

親父な歳時記。

どんよりとした曇り勝りの一日・・・。 秋の陽はつるべ落としとはよく言ったもので、 午後四時を過ぎると辺りはすっかり夕方の景色。 少々の買い物があり、 そんな夕方の景色の中を僕は出掛けた・・・。 ご近所の庭の、柿の木が気になる気になる。 丸く四角…

鳴き虫ムッシッシ。

クツワムシは、ガチャガチャと鳴く。 深まり行く秋を、ガチャガチャと鳴く・・・。 夜、ランニングの途中で必ず休む場所がある。 踵をストレッチし、タオルで汗を拭い、静かに呼吸を整える。 じっとしていると急速に汗が冷えて、 いよいよ秋は確かなものにな…

元柴。

朝、歩いていた時のこと。 とても賢そうな柴犬を散歩させているおばあさんがいた。 少しだけ柴犬を撫でさせてもらう。 柴犬もいいなと思う・・・。 本当に賢そうで頼もしい・・・。 するとおばあさんは、 「仔犬の時、この子はチワワだったんですよ。」と言っ…

対戦相手側のスタンドに掲げられた横断幕には、 「H高等学校硬式野球部、ありんこ軍団」と書かれていた・・・。 必勝とか、常勝とか、 そんな言葉よりも、ね、 ありんこ軍団を名乗る心意気に僕は惹かれた・・・。 間違いなく彼らの野球も、 そう、良き野球な…

マニアが来たりてメガホン叩く。

「高校野球のマニアです。 神奈川から来ました。」 スタンドへ昇る階段の脇っちょにある喫煙所で僕は、 そう語る男性に声を掛けられた・・・。 高校野球マニアを自認するこの男性は、息子たちの高校の野球に胸を打たれ、夏以降ずっと、この高校を追っているの…

ルパンのテーマに想いを込めて。

男には、自分の世界がある。 たとえるなら、空を駆ける、ひとすじの流れ星。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 高校野球のスタンドでは、すっかりお馴染みの応援歌だが、その歌詞の意味は深い・・・。 彼にとってその歌は、 あこ…

イラクの子供たちからの御礼のハガキが息子宛てに届いた・・・。 なんて有り難い事だろうかと僕は思う・・・。 息子が送らせて頂いた金額なんて、とても僅かな額である・・・。 だが、しっかりとその想いを受け取りましたよ、 必ずイラクの子供たちを救うた…

この球場を憶えているか? すべての、野球な親父の仲間たちよ・・・。 そう、ここは、な、 江夏豊さんが引退試合を行った球場・・・。 きっと素晴らしいゲームが期待出来るだろう。 ワクワクして僕は待つ。 松の木ばかりがマツじゃない。 杉の木だってワクワ…

77キロで足踏みしていた体重が78キロに増えて、少々焦る・・・。 食欲の秋、 何を食べても美味いんだもん、な〜んて言ってる場合ではない・・・。 まさしく今、僕は試練の時なのかもしれん(試練)、なんちゃって、ね。 歩き、走り、そして投げよう・・・。 己…

西の空の雨雲が裂け、その向こうに秋の朝の鮮やかな青空が垣間見えて、 なんと美しい光景であろうかと感動した・・・。 秋の大会、 いよいよ息子たちの高校の初戦。 ずっと降り続いていた雨も弱まり、 冒頭のような光景を見ながら僕は出発したので、 てっき…

好漢、或いは豪傑。 親分と呼ばれ、誰からも慕われた野球人が逝く・・・。 日曜日の朝の、な、 喝!が聞けなくなると思うと寂しい・・・。 ファンの一人として、 慎んで御冥福をお祈りする・・・。 しかし、なあ、 またひとつ何かの大きな時代の区切りがつい…

カミさんと二人、東京ドームへ野球観戦・・・。 10月に入ってなお、これ程までにプロ野球は白熱しているのだから、クライマックスシリーズってのも、な、 イイんじゃないかと僕は思う・・・。 そうそう、 今もジャイアンツは輝いている。 たくさんの子供たち…

中学時代の同級生を見掛けた。 自転車を漕いでいた。 彼は、学校で一番の不良だと呼ばれていた・・・。 たぶん、何かの職人さんなのだろうな、 グレーの作業着姿で、自転車を漕いでいた・・・。 自転車に付けた豆椅子に、 小さな男の子がちょこんと乗ってい…

1番、センター柴田。

ジャイアンツの刺繍の帽子を、父が僕に買ってくれたのは、小学4年の秋の事であった・・・。 うれしくてうれしくて、 僕は、いつもその帽子を被っていたんだ・・・。 昭和50年代の東京郊外の子供。 僕らの戦隊ヒーローは、ね、 紛れもなくジャイアンツだった…

ヘミングウェイを触ってごらん。

中学野球少年の君。 学校の勉強とか、課題とは関係なく、 本に親しんでごらん。 活字を追い、映像を頭の中に繰り広げてごらん・・・。 中学野球少年の君に僕は、 それを心から薦める・・・。 本屋さんに行って、さ、 文庫本でいい、 ヘミングウェイの老人と…

雨模様。 しっとりとした月曜日・・・。 野球部員以外は皆、修学旅行に出掛けている。 その間、約30人の仲間たちは普段と同じく登校し、ひたすら勉学に励む・・・。 野球部の同級生の仲間。 1組さんの教室で、皆一緒・・・。 すごく良い機会だ。 グラウンド…

希望

二次会にも出席をと、お声を掛けて頂いたのだけれど、 申し訳ない、やはりそれは辞退・・・。 何人もの親御さんから、ね、 僕の、こんな拙いブログから知ったポニーのお礼を言われたのだけれど、 ただただ恐縮・・・。 僕は、サップとQ太郎と、 清瀬の夜の…