2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

豊かさとは何だ?

道端にタンポポの綿毛・・・。 こうして道端ならば、 しゃがんで写真を撮っても怪しまれないんじゃないだろうか・・・。 道端にタンポポの綿毛、今ありて・・・。 鮮やかな春の景色の中ではあまり目立っていないのだけれど、ね、 その健気さやたくましさに僕…

花とオジサン。

春は色鮮やかだ。 朝、歩いていて今年の春は、ことさらそう思う・・・。梅は種類が豊富だ。 それでいてすべて綺麗だ・・・。 まさしく今が盛りとばかりに咲き誇るいろんな色の花。 見ていてとてもウレシイものだ・・・。 足元にも、な、 結構いろんな花が咲…

詩であること。

震災により卒業式を取り止めた学校、 立教新座中・高等学校の校長先生が書いた文章に落涙する。 いい先生だな〜って思う。 こんな先生に巡り逢えた子供たちはシアワセだよね。 立教新座中・高等学校のホームページに全文が掲載されている。 どうか読んで下さ…

自然は残酷でもあるのだけれど・・・。

東京でサクラ開花とのニュース・・・。 例年のようにそれに素直に感動する事は出来ないのだけれど、 サクラよ、本当は哀しいソメイヨシノよ、 何と君は心優しいのだろうと僕は思うよ・・・。 ありがとさん、ソメイヨシノ・・・。 こんな時でも君は咲いてくれ…

朝いちばんのラジオで僕は、 スゲー言葉と出逢う・・・。 歌手の松山千春さんが放った言葉なのだそうだ・・・。 「あのな〜、いいか? 金のあるヤツは金を出せ! 知恵のあるヤツは知恵を出せ! にゃん? ・・・う〜む、 何にも無いヤツは、元気を出せ!」 おお…

震災後、3度目の日曜日だ・・・。

今日も穏やかないつもと同じ日曜日の光景が広がっている・・・。 朝、早足で思いっきり歩いた・・・。 黒目川の遊歩道の、あらゆるすべての景色が愛しい・・・。 東久留米の、景色が僕は愛しい・・・。 家に帰り、今度は犬を肩に乗せて散歩・・・。 肩の上の…

月を見ていた・・・。

昨夜の月は見事だった・・・。 美しく輝いていて、僕は叩きのめされた・・・。 綺麗な綺麗な月だった・・・。 月を見て涙するのは久しぶりの事であった・・・。 現在、あの月にいる大杉勝男さんを想った・・・。 あんなにも美しい月に暮らす大杉さんを、僕は…

人間を誇ろうじゃないか!

母と同年代のオバサン、Yさんに励まされる・・・。 「へこたれてるんじゃないわよ! しっかりしっかりがんばりなさいっ!」って・・・。 わっはっは、スゲーよ、Yさん・・・。 まさしく肝っ玉母さんってところだ・・・。 母と同年代の、な、 60代後半から…

買い物に出掛ける。 英語で言うとショッピング。 正しい発音は、shoppingだ。 暗い店内にも慣れたよ。 うん、何の不便もないさ。 充分だよね、これで、さ。 買い物に出掛けた先で僕は、おトイレを拝借する。 座る瞬間の便座のヒンヤリ感が心地良い、よよいの…

静かに、でも確かに・・・。

朝、ご近所のMさんに会った。 ずいぶんとお洒落をしていらっしゃったので伺うと、 お孫さんの小学校の卒業式に行くのだという・・・。 そうそう、春、 春早々・・・。 本来ならば今頃は、そんな話題で彩られる時期なんだものね。 こんな状況の中、それぞれ…

あの震災の日以来だ。 僕は仕事で、御徒町経由浅草橋行き・・・。 平日のアフタヌーンなんだけれど、街も人も、ね、 なんだかとってもしずかちゃん、 いやん、のび太さんたらってレベルの静寂であった・・・。 驚いた事がある。 どれ位驚いたかと言うと、 そ…

力を込めて。

おへその下だよ、おへその下・・・。 おへその下にあるんだよ・・・。 「へえ、そう。」なんて言ってちゃダメだぜ・・・。 おへその下にあるんだよ・・・。 え?何が?ってか? おへその下にあるのは、ね、 丹田でんねん・・・。 丹田(たんでん)って大事な…

えいしい

こんにちワン。 ありがとウサギ。 ま〜ほう〜の〜ことば〜で、ポポポポ〜ン! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「デブ」って言うと、「ばか」って答える。 「デブデブ」って言うと、「ばかばか…

連休が明け、いよいよの気概に満ち溢れるべき朝。 雨も午後には上がるのだそうだよ・・・。 たくさん食べた? たくさん眠れた? ならばオッケー、OK牧場。 僕らは日々を、僕ららしく生きよう・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

春分の日、朝から雨。 街が泣いているように見える。 今日一日だけは心を休ませてあげようか・・・。 コンビニのレジの脇にある募金箱に、ほんの僅かのお金を入れた。 被災地外で、平常ではないのだけれど日常を過ごしている僕らに出来る事、 それは、新聞で…

あの大きな地震の後、二度目の日曜日・・・。 まだまだ震災の全ての被害は明らかになっていないし、 時折僕は涙が自然とこぼれてしまうのだけれど、 僕の周りにはいつもの日曜日の光景が今日も広がっている・・・。 なんともったいなく、そしてありがたい事…

ケサラ

センバツ大会は開催される模様・・・。 良かった・・・、本当に良かったと僕は思う・・・。 ただ、ハツラツプレーで、 今、困難な状況にある人々を勇気づけよう、なんてな、 そんなおこがましい考えは持つな。 球児たちよ、 人として、 まだまだピュアで、心…

金曜日、午後2時を過ぎて思わず身構える・・・。 あの地震からちょうど1週間が経った・・・。 あの瞬間に恐怖は感じなかったのだけれど、 今、1週間を過ごしてその時間が来るのがこんなにも恐いのは何故だ? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

寒い朝、気温は真冬に逆もどり。 一枚多く服を着て、 一枚多く布団を重ねて寝る。 自分んちで過ごしているのだから、な、 それで充分暖かい・・・。 避難所にいる人を想うと寒さがうらめしい。 心、 心、 身体もそうだけれど、 暖めなければならないのは心。…

日本を復興させた歌。

赤いリンゴに 口びるよせて 黙って見ている 青い空 リンゴは何にも言わないけれど リンゴの気持ちは よくわかる リンゴ可愛いや 可愛やリンゴ あの娘よい娘だ 気立てのよい娘 リンゴによく似た可愛いい娘 どなたが言ったかうれしいうわさ かるいクシャミも …

不屈の民。

「私たちは戦後の困窮期を知っていますもの。 だから大丈夫・・・。 若い、あなたたちがこれからどんな働きをしてくれるのかを、期待しながら見守っていますよ。」 母と同年代のYさんに電話が繋がる。 お一人で暮らしているのだけれど、 無事で、お元気で、何…

球児たち。

球児たちが黙祷を捧げている。 その姿を新聞の中で目にして僕は、胸が詰まる・・・。 センバツ大会開催の可否は、18日に決まるのだそうだ・・・。 試合をさせてあげたいよな・・・。 やっぱり、試合をさせてあげたいよ・・・。 誰かのためにではなく、 誰…

メルトダウン

原発の状況はさらに深刻だ・・・。 目に見えぬ放射能の恐怖をあらためて思う。 我々大人は、もういい。 だが、若い人たちや子供たち、これから産まれるもっと小さな子供たちが心配・・・。 あの時の彼らが間違っていて、 あの時の僕らがたとえ正しかったとし…

ターちゃん・・・。

にゃん、いやん・・・。 ターちゃん寝てござる・・・。 僕んちの、次男坊でござる・・・。 僕にメロメロで、ず〜っと抱っこして!って飛びついて来るものだから、 僕もまたメロメロになってしまっていたりする・・・。 一応はミニチュアダックスで、ちっこい…

お〜い、あの時の広島の君!元気か?

僕は、「護憲・反戦・反核」を自分の背骨にして生きている男だから、 やはり現在の福島第一原発の状況が気に掛かる・・・。 人間のおこがましさを想う・・・。 核は、人間なんぞがコントロール出来る物ではない・・・。 若い頃、原発推進派の人たちと議論を…

ノー モア ニュークス

明け方、東京郊外でもかなりの揺れを感じた・・・。 地底から突き上げるような不気味な揺れで、思わず身を縮めた・・・。 やはり僕らだって今、何かに直面しているのだなとあらためて思うよ・・・。 とりあえずこんな状況の中、出来るだけの備えで備える・・…

震災4

「輪番停電」なる言葉は、戦後の混乱期に普通に使われていたのだそうだ。 よし、我が家も協力しよう。 うむ、強力に協力しよう。 と、決めた。 贅沢に慣れていた。 あまりにも贅沢に慣れ過ぎていた。 不便を今、分かち合おう・・・。 古い小さなラジオに乾電池…

震災3

テレビとラジオを消すと、いつもと同じような日曜日の光景が、目の前にある。 晴れて、とても気持ちの良い風が吹いていて、 我が家のベランダから見える高校のグラウンドでは、今日も元気いっぱいな高校生たちがサッカーをしてる・・・。 どちらが現実なのだ…

震災2

センバツ大会の開催について考えていた。 出来るかな? 無理かな?って・・・。 野球ファンの一人として、 球児を持つ父親の一人として、 ずっと考えていた・・・。 土曜日、 高野連は会議をして、 大会を開催すると発表した・・・。 その報を聞き、ホッとし…

震災

買い物があり浅草橋へ。 大きな道沿いにあるパーキングメーター前に車を停め、 目的のお店を目指して路地に入ったところでグラリ・・・。 最初は僕の目眩かと思った。 だが、悲鳴や泣き声が聞こえ、見渡すと景色が揺れていた・・・。 古いビルが立ち並ぶ中の…