正式に中国行きが決まる・・・。


仕事の話ばかりを書いて申し訳ないのだけれど、いよいよ始まる・・・。
僕の海賊船が船出する・・・。


このところずっと、協力をしてくれる外注先との打ち合わせに追われていて、
心ここに在らずだったのだけれどこれでようやくオッケーだ・・・。


身が引き締まる想いだ・・・。

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そうだよ、男の人生とはなあ、息子よ、
いいか、憶えておけよ、たった一度の打席と同じだ。


息子よ、息子の仲間たちよ、言っておく。
ちなみに、君らはまだまだネクストサークルにもいない・・・。
だが、男である以上、必ず打席に立たなきゃならない・・・。


学生時代とは、なあ、
言うなれば素振りをしながら自らの打席に備える事なんだ。


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親父の仲間たちにも言いたい・・・。
あなたは今、自分のカウントを知っているか?


え?定年まであと10年ってか?


それ、ノースリーだよ、きっと。
それはそれですごく立派な事だと僕は思う・・・。
打てそうな球だってあったろう?
でも、バットを振らずに堪えた強さがあるのだと思う・・・。


うらやましいと思う・・・。


僕のカウントは今、ツーナッシングだ。
ファールファールで粘り続けているところ・・・。


でも、僕は僕を卑下しない。
自分の生き方を誇らしいとさえ思う・・・。


あなたも誇らしい。
僕も誇らしい。


それぞれ自分の打席に立っているんだから・・・。


胸を張っていようぜ。
枕が臭くても、下っ腹が出ていても、ハゲでも・・・。
歯が黄色くても茶色くても、オシッコが泡立っていても、
鼻毛が出ていても、鼻毛の先っちょに鼻くそがこびり付いていても、
鼻くそが付いた鼻毛が呼吸と共に揺れていたとしても、いい・・・。
ただ胸を張っていようぜ。


カキーン!だ。
心の中にカキーン!だ。


人生の打席に誇らしく立とうぜ。


息子どもが見ている・・・。


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男子が本当に父親を必要とするのは、
二十歳を過ぎてから結婚をするまでの間なのだそうだ。
まだこれから先の事だ・・・。


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ところでバイザウエ〜、
僕の中国行き・・・。
日帰りは無理そうだ・・・。