梅雨寒の一日に思う。
暖かくなりたいな。


東久留米JCのT委員長からのメール。
わんぱく相撲に参加した男の子のお父さんから寄せられた、お礼状が添付されていた。
読みつつ大感激した。
その男の子は、市の大会では学年優勝。東京都大会では無念にも敗退といった結果だったのだけれども、彼を見守るお父さんの気持ちが、なんだかとても心の琴線に触れた。
息子が相撲の大会に参加した勇気。勝ち残った時の笑顔と喜び。敗れた時の涙・・・・・・。
彼のお父さんは、そのいずれの状況からも息子は成長したと実感していらした。


彼のお父さんの気持ち。
とても共感出来るのでは?と思う。
我々のような野球小僧の父親なら特に。


息子とは、ちっこい自分自身なのである。
自分のミニチュア版なのかもしれない。
そいつの心の中に勇気が芽生え、行動し始める。
いい時もあれば悪い時もあるさ。
イライラしたり怒ったり焦ったりしないように気をつけて見守っていこう。
かなしいかな、父親に出来る事はあまりにも少ない。
僕のミニチュアも、あなたのミニチュアも
芽生えたばかりの勇気を振り絞って歩きだしている。
経験を積み、失敗を重ね、笑ったり泣いたりしながら、
少しずつ大きくなっていく。
そしていつの日か、自分よりもずっと大きくなっている。(とイイなぁ)


将来、取っ組み合いの喧嘩になっちゃった時。
負けてしまう日がくるんだろうな。
恐くもあり、楽しみでもある。


チームの4年生、ツッカのお父さんがコーチとしてユニフォームを着る。
ツッカの喜んでいる顔が浮かぶ。
彼が2年生の頃だった。僕に話してくれた事がある。
「ぼくのお父さんもね、コーチになってくれるんだって!」
屈託なく嬉しそうな顔で話してくれた。
ツッカ!よかったね!お父さんと同じユニフォームが着られるね。
君の勇気を、ね、たくさんお父さんに見せてあげよう!
がんばれがんばれ!


梅雨寒の日に思う。
心はポカポカと暖かくして過ごそう。