ビリケン打撃投手

hayatonooyaji2005-11-06

NHK第一放送、ラジオ文芸館「ビリケン打撃投手」
今日の夜、仕事中に聞いていたラジオから流れてきたストーリー・・・。
思わず引き込まれてしまった・・・・・。


野球はロマンなんだと信じている僕には、たまらなく魅力的な「おとぎ話」だった。


タマゴ型の顔、ニックネームは「エッグさん」、頭のてっぺんが尖っている。
身長187センチ、左腕の本格派投手・・・・・そんな主人公・・・。


パ・リーグの球団を解雇されて、セ・リーグの盟主たる球団(おそらくGかニャ?)に打撃投手として雇われる。


ひとつ年下の奥さんと2人暮らし。子供は、まだいない。


「エッグさん」は、打撃投手として雇われてから初めて真剣に野球と向き合う。(?)
最大限の協力をする奥さんの様子が微笑ましい。
困難な状況を支えあう夫婦の姿・・・・。
あとは「エッグさん」の父親の姿勢・・・。ひたむきな時計職人。
父親が修理した柱時計の音と打球の音に想いを重ねて、はじめて彼はプロであることを自覚する・・・。
父が息子に見せる自分自身の生き方とは何か?大いに考えさせられた。


オールスター戦の試合前のホームラン競争で、「エッグさん」はマウンドに上がる・・・。
打者が要求するボールを抜群のコントロールで投げ、記録の立役者になってしまう。


そんな「エッグさん」に熱いまなざしを向ける男がいた・・・・。
パ・リーグベンチにコーチとして座っている千葉のチーム(おお!)の白人監督(ガムをどうぞ!のヒトだ!)。


ね、ワクワクの物語でしょ?


「ヘーイ!ビリケン!イマ ネンシュウハ イクラデスカ?」



おお!「エッグさん」の運命や如何に?
登録名「ビリケン」でメジャー行きか?


結末を聞きたい?聞きたいでしょ?え?
残念!・・・・・ちょうど時間となりました〜。


今日の僕は意地悪である。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!


原作を見つけた!
「フルスィング」須藤靖貴著、小学館文庫だ!

読んでみて!


野球は絶対ロマンなのさ!