ちっちゃな頃の息子よ。
「オ父サン、起キテ!
アノネ、野球ヲ習イタイ友達ガタクサンイルノ。
ミンナ小山ドラゴンズニ入リタイッテ。
僕ハウレシイ!」
おおっ、久しぶりだな、ちびっこハヤト。
いつでもいい。
こうやって会いに来ておくれ。
寝ている僕の夢の中へ。
いつでもいい。
父ちゃんとね、たくさんキャッチボールしよう。
野球は楽しいだろ?
野球は素晴らしいだろ?
ちっちゃな君の心の中に種を蒔こう。
君と、君の大切な友達の心の中に種を蒔こう。
野球は素晴らしいんだ。
「オ父サン、野球ヲ習ワセテクレテアリガトウ。」
ウレシイ事だ。
僕は胸を張る。
今、中学3年生の野球少年を持つ親父たちよ、
僕の同志たちよ。
夢の中に出て来るチビを抱きしめながら、
そして現在の息子たちの煌めきに震えながら、
今、同じシアワセに心をトキメカセましょう。