ソメイさんちのヨシノちゃん。

月曜日、週明けの朝の空の色が綺麗だ・・・。
僕は、この季節の、晴れた朝の空の色が好きだ・・・。

風は少々強いのだけれど、ソメイヨシノは順調に開花しつつある。
何だか妙に照れくさそうな様子の花びらが可愛い・・・。

この調子ならば、ね、
今週末あたりはいよいよ満開だろうな・・・。
楽しみだよ。
いつもの春よりもずっとずっと楽しみだよ・・・。

ソメイヨシノよ、待ってるからな。
君が咲いて街の景色が染まる日を待ってるからな・・・。

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昨日、静かだがとても確かな春のセンバツ大会が終わった・・・。
素晴らしい素晴らしい大会であった・・・。

優勝校の主将が語った言葉に、ね、
そのすべてが集約されていた・・・。

野球が出来る喜び。
そして感謝。

やっぱりね、大会開催は正しい選択であった・・・。
僕は心からそう思う・・・。

歴史を振り返ってみればわかる。
いつだってそうだったでしょ？
苦しい時、悲しい時、
やっぱり日本人には野球が必要なんだ・・・。

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そうだ、レンタルDVDで、な、
「瀬戸内少年野球団」を借りよう・・・。

舞台は戦後まもなくの頃、
夏目雅子さんが演じる先生のセリフがとってもいいんだよ・・・。

「わたしたち、野球をしましょう！」ってな。
何度見ても胸がキュンとする映画なんだよ・・・。
阿久悠さんの原点だと僕は勝手に考えているんだ・・・。

復興の槌音と共にいつもあったのは、
少年たちのカキーン！なんだもんね・・・。

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ソメイヨシノ、ソメイヨシノ、
もしも〜し、ソメイヨシノさんですかあ？
もしも〜し、聞こえますかあ？
ソメイさんちのヨシノちゃ〜ん！
もしも〜し、もしも〜し・・・。

少年たちのカキーン！が響き渡る青い空に、さ、
綺麗な色を添えておくれよ・・・。