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今年の6月に予定されていた僕らの大きな同窓会も延期が決まった。
仕方がないこと。
全国に散らばっている僕らだもの、
実際に被災した仲間もいる。
ただ、ね、
その日には逢えなくても、
予定されていたその日の、その時間に、ね、
それぞれがいる場所で、
気持ちを一つにして祈りましょうと、
連絡のメールに書かれていた・・・。
「私も今、余震が本当に恐いです。」
メールを送ってくれたUさんはそう結んである。
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新聞を読み、
被災地の大きな悲しみの中の、
ひとりひとりの深い悲しみを知り涙する昨今。
がんばろうがんばろう、
誰かの痛みを自分の痛みになんて、
そんなおこがましい事は言えないけれど、
祈ろう・・・。