信号待ちをしていた時、
僕の車の隣に並んだのは、警備会社の大きな銀色のバンであった。
その大きな銀色のバンのボディーの横には、
レスリングの吉田沙保里選手のポスターが貼られていて、
「この感動をTOKYOで」云々かんぬん書いてあった・・・。


吉田選手の目からさすがにビームは出ていなかったのだが、
オリンピックで金メダルを獲得した時の、彼女が一番キラキラ輝く表情のポスターだった。


いっち にい さん し〜 アルソック ほいっ!ってな。


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事情通によると、
やはり東京ではなく、イスタンブールが2020年の開催地の大本命のようだ。


放射能の件を言われてしまうと、我ら日本人は返す言葉が無い・・・。
現実をあらためて突きつけられたようで悲しい・・・。


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でも、な、
ポスターの吉田選手の顔を見ると元気が出ないかい?


スポーツとは、そんなものだ。
そこに本来のスポーツの意義があるのではないかい?


オリンピックを招致する事よりも、なあ、
先ずしなければならない事が我らにはある。