韓国出身のセレブマダム社長Nさんのお店にて、
僕の作った耳飾りを彼女への誕生日プレゼントとして買い求めてくれた若者がいたそうだ。
その若者の様子を僕に話してくれるN社長の顔がシアワセそうで嬉しそうで、
聞いている僕もまた嬉しくなった。


僕は、なんてシアワセな仕事をしているのだろうかと、
あらためてそれを強く感じた。


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普通の若い男性が、なあ、
Nさんのあのオシャレなお店へ一人で入るには相当な勇気が要ったと思うぞ・・・。


小さな男の子が母の日にお花屋さんへ入る勇気をレベル10とすると、
オシャレなブティックへ入った若い男性の勇気はレベル50以上で、
まさしく勇気に於けるセカンドステージ進出だ・・・。


ちなみに、
指輪だとサイズが不明なので、
あえて彼はピアスを選択したとの由。


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綺麗にラッピングされたであろう品物を持って帰って行く若い男性の後姿と、
プレゼントを渡されてラッピングを解いてピアスを手にした時の彼女の笑顔を想像すると、
本当に本当に本当に僕はシアワセな気持ちでいっぱいだ・・・。


大切なのは品物の値段の高低じゃないんだ。
そこに込める贈る想いの尊さこそ大切なんだ。


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10代後半から20歳そこそこの頃、
当時は未だ彼女であったカミさんに僕もプレゼントを贈った。


忘れていないよ、
2980円の赤い靴とか、3350円の白いバッグとかだが、
考えてみると、値段の高低ではなく、
あの頃以上の想いを込めた何かは最近プレゼントしていないなと少々反省する。


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48歳現在でお小遣いゼロ(必要時申告制)の僕が言うのは恐縮だが、
同世代のオヤジよ、
たまには奥さんに何かをプレゼントしなさいよ。


そうだよ、
想いを込めた肩叩き券とか。