於、サーティーフォー相模原スタジアム。
リーグ公式サイトの速報によると、どうやら2回戦は負けちゃった模様。


その後、本人からガッカリ声の電話もあったのだが、
かわいそう過ぎてゲーム内容詳細を聞くまでには至らず・・・。


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おつかれさん!赤毛よ、
大好きな6年生の先輩の雄姿を胸に焼き付けたか?


赤毛よ、どうだ?
今日も空は綺麗だったか?お日さまは笑っていたか?
野球の風を胸いっぱいに吸ったか?


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大切な6年生の先輩は泣いていたか?
その涙を見て、オマエも泣いたか?


まちがいなくオマエはポロポロ涙をこぼして泣いただろうな。


でもな、
それでいいんだ。


先輩も、オマエも、
オトナのくせにポロポロ涙をこぼして泣けるという事は、心が優しいという事だ。


その6年生の先輩は、優しいお医者さんになるだろうな・・・。


一緒に野球が出来たのは僅か4ヶ月だったけれど、
キャッチボールした球の温もりのひとつひとつをしっかりと覚えておきな・・・。


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こんなにも濃密な4ヶ月間は、長い人生の中でも稀有な時間だった筈だ。
オマエの人生は、春から全てがガラリと変わった。


野球の舞台に立てている不思議。
二十歳を過ぎて尚、硬式野球で公式戦を闘っていられる不思議。
でもそれは不思議でも何でもなく、オマエが自分の力で奪い返した野球だ。


この大会に出場している14校の選手全員が、
カタチこそ違えど 奪われた野球 を、自らの力でその手に奪い返した者たちなのだ。


崇高だよ。
こんなにも崇高な野球の舞台に立てるシアワセを味わい尽くせよ。


もしかしたら君らは日本で一番シアワセな野球人なんじゃねえか?


だから負けても泣いてもいい。
胸を張れ!
ハト胸だっ!クルック〜!


赤毛よ、
将来な、父ちゃんの頭の中を診てくれ。


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グッジョブ。