ただひたすら眠った。
深く深く眠った。
夢すら見ず、ただただ眠った。


グ〜・スカ・ピ〜と、
家族からすれば普段どおりにイビキがうるさかっただろうけれど、
ただただ眠り続けた。


安眠・・・、
とても心地良かった。


もしかすると永眠とは、
この安らかな眠りが永遠に続くって事だけなのかもしれない。


そう考えると、
心は少しホッとする。


・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・


目覚めたのは、
間違いなく新しい自分だ。