イトーヨーカドーで、
息子の学童野球時代のオヤジの仲間に偶然会う。


「 おおっ、コンチワ、久しぶり! 」
ややっ、こちらこそド〜モド〜モ。
って、挨拶をした・・・。


チームは違ったのだが、
一緒に遠くまで審判講習に行ったり、
あちらこちらでゲームで会うたび冗談を言い合ったり、
とある新年会の後にはハシゴで最後の最後まで同行二人になるような間柄だったオジサンだ。


お互い、ジジイになりました。
って、玉手箱を開けた浦島太郎のような顔を見て思う。
そりゃあそうよ、
僕らがヒ〜コラとグラウンドを走っていたのはもう十数年も前の事よ。
僕らは30代でした・・・。


近況を語り合う。
息子さんは現在、商社マンになっているとの由。


そうね、そうそう、
コドモたちがみんな立派になったんだもの、
僕らはジジイになるワケよ・・・。


ガシッとハグをして別れた。
いつまでも元気で!と、お互いに・・・。


シアワセな出来事だった。


・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・


考えてみると、
同じ町の中で出掛けた先で会い、
こうしてオジサン同士がハグ出来るのも、
コドモたちの野球があったからこそ、だ・・・。


時の流れは早い。


でもね、
僕らはジジイになっても変わらず飄々としているのだから良い。


現在小学生の野球小僧をお持ちの若いお父さんよ、
審判やら親父コーチの役割は大変だけれど、ね、
こうしてジジイになってもハグし合える仲間が出来るぞ、きっと。
相手チームの親父コーチの中に、そんなヤツがいるぞ、きっと。


楽しく何事もする事ですな。
それが一番大事・・・。