無限大

ハヤトのクラス、小山小5年2組。学級便りのタイトルが無限大という。
担任がとても若い男の先生なので教室全体に活気が溢れている様子が書かれている。
情熱を持って、こどもたちを本当に暖かく指導してくれている。僕は毎週学級便りを読むのを楽しみにしている。
エイスケ先生の熱中時代、的な記念になりそうだ。なにしろ文章が上手い。
今週の無限大はドラのこどもたちが大活躍だったのでうれしい。その様子を少々。

先生のカレー事件
泣かせるいい話。主人公は光一。(ドラゴンズでは、がむしゃら、ひたむき、がんばり屋。)
その日の給食は、超人気メニューのカレーだった。不公平感を出さないように均等に配膳するのは難しい。給食当番の光一、最善の注意をはらって配っていた。(真面目な光一、一生懸命の様子が眼に浮かぶ)順調にこなしていたが最後の一人、エイスケ先生の分・・・というところで食缶が空になってしまった。責任感の強い光一は各班を回り、みんなから少しずつ回収しようとがんばった。みんな大好物のカレーなだけに作業は困難を極めたが、何人かの仲間が協力してくれて先生のカレーは用意できたという。

その日の帰りの会(なつかしいなぁー。この響き!)
今日のMVPを決める場面で光一が挙手して言った。
「給食の時間に先生の分のカレーをくれた人」
ハヤト、韋駄天、タケ、J,T君の4人をMVPに推薦した。(3人がドラゴンズ。チームメートの光一を放っておけないと協力したらしい。)
そして無限大の中で先生は光一の心にもMVPを贈っている。

ハヤト、韋駄天、タケ、J,T君。そして光一、カレー美味しかっただろ?

学級便りを読んでとてもうれしい気持ちになった親父だった。
我が家も今夜はカレーなのだ。
けれどなぜ?給食のカレーってあんなに美味しいんだろう。