約束のボール

明日の体験練習を控えてカミさんが緊張している。何でだろ?


   1、根拠なく自信に満ち溢れている息子の姿。
   2、能天気な夫の姿。(我が家の場合、こちらが問題だ。)


野球少年の物語の第2章へ向けて、たとえどんなチームを選択したとしても、かなりの負担を担うのは母親である。
現在、6年生の野球小僧がいるお宅は、どこも同じような状況だろう。
母親の持つ不安・・・。それを専門用語で「野球不安」と呼ぶ。(か、どうかは不明)
大丈夫!ただひたすら子供さんを信じていてほしい。
6年生の卒団まで頑張り抜いた子供たちである。信じていい。あなたは子供を信じていい。
大丈夫だ。ノープロブレム!おっ母さんたち。どっしりしていればいい。ポッチャリしていればいい。ダイエットは必要ない。


「あなたは不安は無いの?」って、カミさんが僕に聞く。


もちろんあるよ・・・・。「豚汁」・・・・。僕も貰えるのかな?って、不安なんだ。
お椀を2個持って行ったとして、僕の分は無かったら結構恥ずかしいぞ・・・。
でもね、おそらく使い捨ての紙皿を用意してくれていて、「お父さんもどうぞ。」ってさ、キレイなお母さんが言ってくれるんじゃないかな〜?って、ね、期待しているんだ。


「豚汁なら家に帰って作ってあげるから!絶対に欲しそうな顔しちゃダメよ!」ですと・・・。


でもニャ〜、寒い時に外で食べる「豚汁」が美味しいんだよね。


真面目な話・・・・。
野球をするのは子供であって、僕たち親ではない。フォローだけでいいんだ。
僕は、ね。息子の新しいチームメート達との出会いが楽しみ。
子供たちは皆、期待に胸を弾ませているだろう・・・。
新しく始まるドラマにワクワクしよう・・・・。


硬式も軟式も、ね。どちらにも素晴らしい所がある。
一番自分が輝ける場所を、子供たちはその目で選ぶはずだ。


子供たちを信じていましょう。


よろしくっ!