きゅっきゅっ！

グローブ・・・。うれしかったんだね。
大切に今日も磨いていた・・・。
ずっと手にはめて、ボールを右手で投げ込んでいた。パシン！パシン！ってね。
う〜ん、イイ音だね。
父さんもうれしいぞ・・・。

道具にだって「心」がある。
大切にしてもらえればうれしいだろう・・・。
いつか大切な試合の、大切なプレーの時にね、きっと君を助けてくれるぞ。
君の大切なグローブが、君を助けてくれるんだよ。

う〜む。僕。上手い事を言う・・・。
コピーライターみたいだニャ〜。
テムポのコマーシャルで使ってくれないかな？

　　　
　　　「いつか大切な試合の・・・
　　　　大切なプレーのために・・・
　　　　テムポ　スポーツオイルゴールド」・・・なんてね！

昔、ハヤトが小さかった頃、Ｃチームの時だったっけ・・・。
チームでね、ファーストミットを買った・・・。
小山小の校庭の片隅にしゃがんで・・・・、
大きな小川監督と小さなハヤトが、向かい合ってミットを磨いていた。
真新しくて固いファーストミットを、ね。
「いいか？こうやって磨くんだぞ。」って。

教えてもらったのは野球のプレーの技術だけじゃないんだ。
野球小僧たちは「心」も学んだのさ。
道具の手入れだってその一つ・・・。

野球小僧たち、テムポはイイぞ。
本当に使い易くて「しっとり」するぞ。
オジサンのお薦め品だ・・・。

道具、絶対に大切にしような。
グローブ磨こうな。

きゅっきゅっ！ってね。