遠征の車中で

「子供たちが主人公なんです。」
遠征に行く車中、現在サンダーバードを率いているYコーチが幾度となく口にした言葉。
子供たちが主人公・・・。
当たり前の事かもしれないのだけれど、とても大切な事。
車のハンドルを握りながら、僕はとてもうれしかった。


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PONY・・・。
プロテクト アワーネーションズ ユース
「青少年を守れ」
その理念を持って活動している中学生の野球が実在する。
野球少年たちの夢や誇りを守りながら・・・。
野球少年たちの可能性を信じながら・・・。


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僕は、ルームミラーを見る。
僕のワゴン車の中に乗っている子供たちの顔を見る。
4人の宝物たちが乗っているんだ。
コグマくん。
リョウくん。
シマちゃん。
オカダマスダくん。
ワクワクの顔。ドキドキの顔。
車の窓越しに朝日を浴びてキラキラしてる。


中学1年生。
まだまだあどけない顔・・・。
半分大人で半分赤ちゃん・・・。
君たちの夢や可能性は無限大なんだよ・・・。


ありがとう。
野球を好きでいてくれてありがとう・・・。
野球少年でいてくれてありがとう・・・。
ありがとう。
僕は君たちが大好き・・・。


オジサンは安全運転するからね。


今日もいい一日になるといいね。
野球の空気を深呼吸しよう。