月を見た。

hayatonooyaji2006-04-25

とてもめまぐるしい天気の一日だった。
雷が鳴ったり、雨が降ったり、太陽が出たりした。
僅かな間だったけれども、晴れ間の空に月が見えた。真昼の月だ。


月を見ると思うのは、やっぱり大杉勝男さんの事・・・。
子供の頃の僕にとって、彼はヒーローだった。
月に向かってホームランを打っていた男の話は、また今度・・・。


大杉勝男さんの話を始めたらね、僕は止まらなくなってしまう。


なぜ、野球の道具を大切にしなければいけないのか?とか・・・、
本当の意味で、野球の出来るシアワセとは何なのか?・・・って事。
現代っ子の野球少年たちに伝える時に、大杉勝男さんの人生はきっと最高の教科書になるはずだ。


大杉さん・・・、生きていてほしかったなぁ・・・。


もしも彼が現在存命だったとしたら、どんな言葉で野球少年たちを励ましてくれているのだろう・・・。


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夜、ハヤトは素振りとトスバッティング。
真剣な表情でバットを振る。


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寒い夜だった。
昼間の雷雲が、上空の冷たい空気を下げたらしい。


けれどもハヤトは汗ぐっしょりになってバットを振っていた。
おーい!汗が引く前にお風呂に入れよ!


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