甲子園の「気」
甲子園の「気」・・・。
どうしても持って帰りたかった。
東久留米の野球少年たちに・・・。
こんなにも野球が盛んな街なんだもの。
もっともっと多くの子供たちが甲子園を目指してほしい。
それが僕の願いなんだ・・・。
夢を育ててほしい。
もっともっと大きな夢を育ててほしい。
いいかい?
東久留米の野球少年たち。
小学生も中学生も・・・。
君の可能性は無限大なんだ。
もっともっと、君は君を信じていい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
小さな旗を買った。
「第88回、夏の甲子園」
全ての出場校がプリントされている小さな旗・・・。
君と同じなんだよ。
甲子園で活躍しているお兄さんたちは・・・。
君と同じ目をしているんだよ・・・。
いつものバッティングセンター・・・。
とても親切なおじさん、おばさん・・・。
小さな旗なんだけれど、飾って下さい。ってね、預けて来た・・・。
ここなら皆、来るでしょう?
東久留米の野球小僧たち・・・。
持って帰ってきたよ。
野球の大好きな子供たちの夢・・・。
今度さ、バッティングセンターへ行ったら見てほしいんだ・・・。
君のために持って帰って来たんだ。
甲子園の「気」
皆!ガンバレ!ガンバレ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いいかい?
野球の大好きな子供たち・・・。
今は小さな子供たち・・・。
野球で泣かないで・・・。
野球で傷つかないで・・・。
君は君を信じてあげてね・・・。
もう一人・・・、
僕さ。
僕も君を信じている・・・。