hayatonooyaji2006-10-03

アノネ、オトウサン・・・。
御願イガアルノ・・・。
僕ネ、野球ヲ習イタイノ・・・。
僕ネ、野球ヲ教エテモライニ行キタイノ・・・。


今でもね、僕の心の中に、時々やって来るんだ・・・。
小学校1年生の小さなハヤト・・・。


いつだって僕は、肩車をしていた・・・。
ちっちゃかったハヤト・・・。
野球じゃなくっても良かったのに・・・。


オトウサン・・・。
僕ネ、野球ヲ習イタイノ・・・。


生まれて初めて、野球のユニフォームを着た時のね、あのうれしそうな顔・・・。
僕は、一生忘れる事なんて出来ないんだろうな・・・。


中学生になったハヤト。
ついにカミさんの背丈を追い越した。


男の子ってね、
お母さんの背丈を追い越した日から・・・、
反抗期が始まるらしい・・・。


う〜む。
単純な奴らだニャ〜。


心配?
でもね、大丈夫・・・。
男の子はね、ずっとずっと忘れないんだ・・・。
お母さん!抱っこして〜って気持ち・・・。
大人になってからも結局同じ。


いろいろな相談を受けるのだけれど、
ほとんどのケースはね、問題なんて無し。
ちっちゃい頃と同じなんだ。
大丈夫・・・。


え?悩んでいるって?
大丈夫!ノープロブレム!
高校生の息子さん?
ああ、大丈夫、抱っこしちゃえば平気・・・。


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おい!高校生!
ヒゲ剃れ!ソレソレ!
足臭いぞ!
お母さんにね、きちんと洗濯して下さいって言え!
お父さんを、尊敬しなさい!


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今日、朝方の夢の中。
小学校1年生のハヤトがやって来ました・・・。
僕に会いに来てくれました・・・。


オトウサン、
アノネ、野球、習ワセテクレテアリガトウ・・・。


僕は、たまらずに抱きしめてしまいました・・・。


久しぶりに肩車をしました・・・。


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子供たちは成長して大きくなる・・・。
でもね、僕たち親は、今のままでいいんじゃないでしょうか・・・。


夢の中で、時々帰ってくる、
小さな我が子を抱きしめてあげればいいんじゃないでしょうか・・・。


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抱っこしてベロベロしちゃう・・・。
そんな親であり続けてもいいんじゃないでしょうか・・・。


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僕たちの時代は寂しいのだろうか・・・。
寂しい子供たちが多すぎる・・・。


いいんだよ・・・。
遠慮なんてするなよ・・・。


オジサンの所へおいで・・・。
僕は君の味方だぞ!


一人ぼっちで寂しいままで、
泣いていちゃだめだよ・・・。


野球しようぜ!