卒団式のDVD

於、「シアター・ニッさん宅。」
先日の卒団式を撮影したDVDを見せて頂いた。
ニッさん、ウエさん、僕。
同じ想いを共有する仲間との時間。
親父のチームメートなり。


卒団式の当日、残念ながら仕事の都合で、僕は総会までの出席しか出来なかった。
感動的な式の様子を、カミさんから聞いてはいたのだけれど・・・。
どうしても見たかったDVDだったので、本当にうれしかった。


まるで1本のドキュメンタリー映画のように編集されていて驚いた。
3年生たちにはね、素晴らしい記念になるのではないだろうか・・・。


グラウンドの上、ユニフォーム姿の彼ら3年生たちは、とても大きく頼もしく見えていた。
でも、式典での彼らの姿は、まぎれもなく15歳の普通の少年たちだった。
まぶしく輝く少年たちだった。


ひとりひとりを紹介するヘッドコーチの言葉が胸に響いた。
本当に子供たちを愛して、しっかりと見守ってきた事が解る言葉たちだった。
15歳の少年たちはね、照れくさそうに、そしてうれしそうに笑っていた。
一つの目標を定めて、しっかりとやり遂げた者たちだけが見せる最高の笑顔だった。


28期生のみなさん、本当におめでとう。
たくさんの感動をありがとう・・・。
遅ればせながら、僕も卒団式に参加出来たようでうれしい。


画面の中、
代表、総監督、監督、ヘッドコーチ、コーチ陣、全チーム関係者が並ぶ。
ものすごい数の大人たち。
暖かく、誇らしげな笑顔で・・・。


来賓には、多くの小学生チームの代表の方々がいる・・・。
やはりうれしそうな顔で・・・。


「小学生時代の野球」
「中学生時代の野球」
途切れてあらたに始まるものではない。
一つの流れの中に在るのだと実感する。
「高校生時代の野球」へと続く流れなんだ。


誇らしげに、うれしそうな笑顔で、こんなにもたくさんの大人たちが見守っている。
地域で子供たちを暖かく見守り続けている。


そこに少年野球の存在する意義がある。
生きた教育がある。
素晴らしい事だと僕は思う・・・。


昨今、悲しいニュースが続いている教育が直面する多くの問題・・・。
それらを打開する最善のヒントがここに在る・・・。
地域の大人たちの善意。
地域の子供たちをね、地域の大人たちが愛する心・・・。


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卒団式のDVD。
エンディングが圧巻だった。
やっぱりニッさんは映画監督のようだ・・・。
流れる石と書いて、さすが!と読んじゃうね。僕は・・・。


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中学3年生の野球小僧たち。
いろいろなリーグ、いろいろなチーム。
そろそろ卒団式の話を聞く。


みんな、しっかりとやり遂げたかい?
高校でも野球を続けてほしい・・・。


未来にはね、楽しい事がたくさんあるんだよ・・・。


15の春を迎えるためにがんばれ!