でもなぁ・・・。
翻って自分自身の生き方を考えてみる。
決して褒められるような歩みではない。
誰かを批判したり非難したり出来るような生き方ではない。


学生時代最後の日。
卒業式の式典を終え、クラスメート全員が教室に戻った時の事だ。
先生は黒板に、島崎藤村の惜別の唄を書き始めた。
書きながら嗚咽。泣き崩れた。
震えている先生の背中。
それを見つめていた、あの日の僕ら・・・。


あの日の自分に誇れるような現在か?


立ち止まり考えてみたくなるのだけれど・・・、
立ち止まっている時間なんてない・・・。


生きるだけだ。
ひたすら生き抜こうとしているだけだ・・・。


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10月も後半。
朝夕はめっきりと涼しい。
寒いくらいだ。


風邪をひかぬように・・・。
身体も心も・・・。