君を守りたい  中島博行さん著。

hayatonooyaji2006-11-02

申し訳ない。あらためて今日、「いじめ」について考えてみたい・・・。
先日の僕が書いた日記について、実に多くの方々からメールを頂いた。
様々な立場で、これだけ多くの方々が真剣に考えている事に感激した・・・。


子供たちを守る。
子供たちの命を守る。


今、僕たちに出来る事とは?


この本に書かれている「いじめ」の実態には、戦慄をおぼえる。
なかなか学校外の大人にはね、想像すら出来ないものだ・・・。
「いじめ」イコール「犯罪」
それをしっかりと認識すべきだと著者は言う。
躊躇なく警察の力を借りるべきであると。
加害少年をしっかりと司法(少年法)によって裁くべきである、と。


そうだよなぁ・・・、それしかないよなぁ・・・。
たしかになぁ、「いじめ」による暴力で片付けてはダメだよなぁ・・・。
それはまさしく「傷害罪」だ・・・。


加害少年を裁く事は、彼らをも守る事かもしれないな・・・。


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今日のニュースをご存知だろうか?
奈良県橿原市に於いて、中学1年生の男子2名が傷害罪で補導された。
被害少年に対しての投石、嫌がらせメールの数々・・・。
被害届を警察に出した御両親の判断は最善であったと思う。
そうだよな、昨今の状況・・・。
学校に相談している暇なんて無いぞ・・・。


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そして、僕が最も恐れていた事なのだけれど・・・。
瑞浪市の事件で、遺書に名指しされた加害少女たち・・・。
写真週刊誌に掲載されてしまった・・・。
「イジメ少女たちの素顔」などと書かれて・・・。


こちらは被害者が亡くなっているんだ。
すでに少女たちに贖罪の道は無いのかもしれない・・・。
でもね、彼女たちだってまだ子供なんだ。
どうにかして守る手段は無いものだろうか?


痛いなぁ・・・。
悲しくて痛いなぁ・・・。


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子供を守る。
そのためには?


大いなる指針が示されている本だ。


「君を守りたい」


是非、ご一読を。