ここにも咲く花

hayatonooyaji2007-04-23

そのDVDは、まさしく走馬灯だった。
この子供たちが過ごした1年間の克明な記録・・・。
実り多き日々の足跡・・・。


30期の親父仲間のニッさんが編集してくれた物です。


子供たちがね、体験練習を通して友達になり、
冬場の練習を共に乗り越えて仲間になり、
数多くの試合を経験してチームメートになった・・・。
その様子が本当に丹念に描かれていた。


「こんなに小さかったんだ・・・。」


あらためて思うのだけれど、中学生の1年間は大きい・・・。
とても大きな時間なんだね・・・。
この大切な時間を、真剣に野球と向き合って過ごしている子供たち。
やっぱり彼らは愛しくて尊い


そして、自分の子供だけではなく、チーム全体の子供たちの事を考え続けている親父たち。
僕は、そんな親父チームのメンバーでいられる事がうれしい。


コブクロの唄がBGMに流れる。
〜どんなに小さな蕾でも〜
以前にね、八景監督が撮ってくれた写真が画面に広がる。
おそらく初めての集合写真だったと思う。
ひとりひとりの顔がアップになる。
コブクロの唄と子供たちの表情が見事にリンクしているんだ。
〜どんなに小さな蕾でも〜ってメロディにのって・・・。


そうだね。
どんなに小さな蕾だってさ、美しい花を咲かせる事が出来るんだよね・・・。


「この時は、ああだった・・・。」
「あの時は、こうだった・・・。」
ジーンとした心でDVDを鑑賞する親父仲間たち・・・。
こうやって同じ想いの時間を共有している現在を、
シアワセと呼ばずして何と言おう・・・。


ひょっとしたら僕らは、日本中で一番野球を楽しんでいる親父たちなのではないか?
もっともっとね、この親父仲間の輪を広げられたらいいなぁって思う。
31期、32期、33期、34期、35期・・・ってさ、ずっとずっと。
否、チームの壁を越えて、あるいはリーグの壁すら越えて、
親父も仲間が増やせれば楽しいのだ。
これでいいのだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


埼北、小平、立川・・・。
何度も対戦した子供たちの姿も映っている・・・。
あの子も小さかった。
この子も小さかった。
対戦する度にね、ライバルたちも大きくなっているんだ・・・。
野球を通して、
素晴らしいスポーツに育まれて、
誰もが大きく成長する姿を見せてほしい。


がんばれがんばれ!みんながんばれ!
1人として野球から離れてはならない・・・。


それが、清瀬のオジサンたちの願いだ・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ラブ&ピース!
カキーン!