ノー・サレンダー

hayatonooyaji2007-05-26

今からおよそ30年前、
ちょうど現在の僕たちと同じ年代だった代表や総監督、そして奥さんたちが、このグラウンドを作ったのだそうだ。
石をどかして草むしりをして、大切に大切に作ったグラウンドなのだそうだ・・・。
まるで映画のフィールド・オブ・ドリームズみたいだ・・・。


その様子を野球の神様は見ていたんだと思う・・・。


手作りのグラウンドで清瀬ポニーは産声を上げた・・・。
野球に魅せられた多くの少年たちが巣立って行った・・・。
このグラウンドを走り抜けたんだ・・・。


今、このグラウンドを駆ける少年たちの夢は、先輩たちの夢と同じだ。
何と実り多き野球を学べていることか・・・。


そして未来もきっと、
たくさんの野球少年がやって来る。
必ずここへやって来るだろう。


清瀬第2グラウンドにはね、今日もシアワセな野球の風が吹いている。


ポニーリーグの旗が気持ち良さそうに揺れている。
青空の下、シアワセな野球の風に吹かれて・・・。


多くの先人たちが流した汗に感謝だ・・・。


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写真はね、グラウンドにトンボを掛ける埼北ポニー・ウインズジュニアの選手たち。
息子たちと同じ中学2年生なんだ・・・。
会う度に大きく逞しくなる姿がうれしい・・・。
誰もが同じ尊い夢を持っているんだもの、とても愛しい・・・。


競い、泣いたり笑ったりしながら共に成長してほしい・・・。


ここは、清瀬第2グラウンド・・・。


野球の神様の懐。
野球の好きな少年たちを待っていてくれる場所。


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30年前、ここで草むしりをしていた人たちはね、
きっと夢見ていたに違いない・・・。


みんなのような素晴らしい野球小僧たちがやって来る日の事を・・・。


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ノー・サレンダー!
野球に魅せられた少年たちは決して屈伏しない。
最後の一瞬まであきらめない。


険しい日本選手権への道・・・。
二次予選・・・。


誰もが壮絶な想いで闘っている・・・。