hayatonooyaji2007-06-24

僕は今日も仕事。せっせ・せっせ・・・。
電話にて知らされる朗報、ローホー、ラリホー
おおっ!1年生大会の優勝は清瀬ポニー!
えらいぞ!よ〜くがんばりました・・・。
オジサンはうれしい・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


本日、清瀬ポニーの2・3年生たちはね、試験勉強のため練習は中止。
がんばれがんばれ!中学生たる者、やっぱり本分は学業に在り。
ハヤトも午前中に練習を済ませ、自室にて勉強中・・・。


1年生大会に於ける後輩たちの朗報を聞かせてやろうと、僕はハヤトの部屋へ・・・。


「おお〜っ、すげぇな!あいつら!」
本当にうれしそうな顔をしていた・・・。
3年生、2年生、1年生・・・。
71人がしっかりとつながっている。
素晴らしいクラブチームだと思う・・・。



おっとっと、
勉強の邪魔をしちゃ、いかんいかん・・・。
じゃあな。父さんは退散するとしよう・・・。
悪霊退散〜!ってね。
じゃあな!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ハヤトの部屋を出る時、ふっと見つけた。


おっ、CDじゃん、「ハナ肇クレイジーキャッツ」だ!
Tくんに借りたんだな・・・。
おい、ハヤト、これ聴こうぜ!


「ダメだよっ!聴いちゃダメ!」


え?何でだよ!ケチんぼ!
Tくんに借りたんだろ?


「違うよ!借りたんじゃない!Tくんが忘れていったんだよ!
 オレだって聴きたいけれど聴けない・・・。」


え?・・・え?


「借りたんだったらオレも聴く。でも違うんだよ、これはTくんの忘れ物だ。
 だから聴いちゃいけないんだ。Tくんに悪いだろ?可哀想だろ!」


え?・・・え?
でもな、せっかく家にあるんだからさ、ちょっとだけ聴こうぜ・・・。


「それが大人の言う事か!」


うっ、・・・。
悪かったな、父ちゃんが悪かった・・・。
じゃあな、勉強がんばれよ・・・。


「ああ。」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


階下へ降りて考えた・・・。
何だかな〜。ちょびっと腹が立つ・・・。


確かになぁ、ヤツの言ってる事は正しい・・・。
でもな、あまりにも融通のきかない男じゃないだろうか・・・?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


おいっ!T!
忘れ物するんじゃねえぞ!気をつけろい!


・・・今度、オジサンに直接貸してチョーダイ・・・。
クレイジーキャッツのCD・・・。