甲子園の夏が始まる。
今年も新たなドラマが生まれるだろう。
心をワクワクと躍らせながらね、ニュースに耳を傾けるとしよう・・・。


とびきりの高校生の野球少年たち。
悔いなく怪我なく最高の夏を過ごせますように・・・。


僕は、野球の神様に祈る者である。


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身体からだ。
なにしろ怪我をしない身体からだ。
それが大切だと僕は思う。


先月、清瀬ポニーの合宿の中で、我々父母を対象にした座学があった。
「怪我をしない身体」
メディカル面について。
成長期の過ごし方について。


講師は、ご存知、女神!
清瀬ポニーのトレーナー・K先生だ。


とても参考になる充実した内容の講義だった。


現在、甲子園ではね、K先生のような志を持った若いトレーナーの方々が、高校生の野球選手たちのメディカルサポートをしている。
目的は一つだ。長く、そうだね、一日でも長く野球を続けられるようにと云った純粋な想いからだ。
いつも第2グラウンドで汗を流しているK先生を見れば、きっと誰もが理解してくれるだろうと思う。


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高校野球に於けるメディカルサポート。
そこに至るきっかけの中、僕の母校の名前が出た。


僕らが卒業して2年後、
母校は甲子園で頂点に立つ。
「優勝旗が初めて大和路を越える」
当時の新聞は湧いていたし、事実、僕らのような一般の卒業生たちも勇気をもらった。


だが、その喜びの代償はあまりにも大きかった。


母校を初優勝に導いたエース、Mくんはね、二度とボールを投げる事が出来ない肩になった。


それは、あまりにも悲しい事だ。


灼熱の炎天下、成長期の身体を酷使する・・・。
ある意味ではね、クレイジーな野球と揶揄されても仕方ないのかもしれない。


でも、それを越える何かがある。
何かが甲子園にはある。


だからこそ甲子園は多くの人の心を魅了する。


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二度とMくんのような悲しい出来事を繰り返さぬために、今大会でもね、若いトレーナーの方々が奮闘している。


今年もきっと多くのドラマが生まれるだろう。
そんな時、野球少年たちを陰で支え続けている人たちの汗にも、そっと想いを馳せていたいものだ。


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中学生の野球少年たちの食事について・・・。
成長期のトレーニングについて・・・。
成長痛との付き合い方について・・・。


K先生による講義は、とても素晴らしい内容だった。


身体からだ。
一日でも長く、大好きな野球を続けさせてあげるために・・・。


我々父母もね、ポニーリーグで野球を学んでいるところ・・・。


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追記。
今年のポニーリーグ日本選手権から、正式にメディカルサポートが実施された。
清瀬ポニーのホームページに詳細が掲載されている。


是非、ご覧頂きたい。


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雲は湧き 光溢れて
天高く 
純白の球 今日ぞ飛ぶ


怪我なく悔いなく、最高の夏にカキーン!