釣りへ行こう。

hayatonooyaji2007-08-27

ここは、いつも野球で出掛ける江戸川河川敷の下流だ・・・。
本日、ポニーの練習は休み・・・。
夏休みも大詰めの一日、僕は、僕の親父と息子と共に、釣りに行った。


いつもなら親父と僕とハヤトの3人だけなのだけれど、今回はね、もう一人・・・。


僕の弟の長男、リョースケ(小学3年生)も一緒・・・。


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いつもの伊藤遊船でボートを借り、ハゼを釣る・・・。


暑さの質はかなり変わり始めていると思った。
本当に楽しい時間を過ごせた・・・。


ふと感じる風は秋の気配・・・。


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ハヤトは爺ちゃんと競いながらハゼを釣った。


僕はリョースケを見ていた・・・。


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お父さんがいない・・・。
お母さんもいない・・・。
いつもいつも出掛ける時は一緒なのだけれど・・・。
今日はお父さんがいない・・・。
今日はお母さんがいない・・・。


リョースケはかなり緊張していた・・・。
こうやってひとりで出掛けるのはね、初めての体験だったんだ・・・。


祖父と従兄と叔父と一緒。
緊張なんてね、本当はする必要なんてないのだけれど・・・。


僕はリョースケを見ていた・・・。


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釣りに使うエサだって生きていること・・・。
指に噛み付いてきたりするね・・・。


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釣ったハゼを自分で釣り針から外せたよ・・・。


「痛くないように外さなきゃ!」って、言っていた・・・。


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釣り。


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命を頂く・・・。
魚の命を頂くんだ・・・。


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だからね、「いただきます!」って言う・・・。
「いただきます!」って言いながら食べるんだよ・・・。


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天ぷらかな?
唐揚げかな?


お母さんが作ってくれる料理を、ね、
「いただきます!ありがとう!」って言いながら食べるんだよ・・・。


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リョースケの黄色いリュックサック・・・。
まるでドラえもんのポケットみたいにね、いろんな物が入っていて笑えた・・・。


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ハヤトもいろいろと気を使っていた・・・。
小さな従弟の面倒を見ていた・・・。


たぶん、爺ちゃんも父ちゃんもオジさんもね、
君たちよりも早く死んじゃうんだ。


それでも君たちは力を合わせてほしいんだ・・・。


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釣りをしながら思う事ではないのかもしれないのだけれど・・・。


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でもね、本当に心豊かな一日を過ごせたんだ・・・。


ハヤト、君が釣ったハゼだ・・・。
母さんに頼んで唐揚げにしてもらおう・・・。

美味しく食べさせてもらおうな・・・。


「いただきます!」って、ね・・・。