この間の日曜日のことだ。


久しぶりにお会いしたNさんは、イキイキとした表情で小学校のグラウンドにいた。
やっぱりNさんはね、ユニフォーム姿がよく似合う・・・。


Nさんは、東久留米の野球親父の仲間。
お互いの息子の野球を通じて知り合った仲間。
現在はね、6年生になった次男くんのチームでコーチを続けている。
「野球が好きな人は、誰でも友達になれるんだよ。」
昔、まだ小さかった次男くんにそんな事を語っていたNさんは、間違いなく僕らと同じ志を持った仲間だ。
本当にいい野球親父なんだ・・・。


願わくば来年、次男くんの気持ちこそが一番大切なのだけれど、
親父のチームメートになれたらいいなってね、僕は思っている。


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どうしてもNさんに御礼を言いたい出来事があった。
それが、この間の日曜日のことだ。


清瀬ポニーの指導者による、学童チームへの広報活動に、
Nさんはその主旨を深く理解して、惜しみない協力をして下さった。


広報活動はね、勧誘ではない。
あくまでも選択肢のひとつとして、ポニーリーグを一人でも多くの子供たちに知ってもらうための活動だ。
いろんな野球少年がいるんだもの、選択肢は多い方がいい・・・。


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「整列〜っ!」
背番号10番を付けたキャプテンの号令で、6年生たちが並ぶ。


小学校のグラウンドの白い輝き。
元気いっぱいの東久留米の6年生の野球小僧たち・・・。
僕は、本当に胸がジ〜ンとした・・・。


「どうぞ!直接子供たちに話して下さい。」


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少年たちが主人公の野球があった。
ここにもね、しっかりとあった。


Nさんたちのチーム関係者の方々の懐の深さに感動した。
実は、このチームには、中等部だってあるんだ・・・。
こんなにも大切に育成した選手たちだもの、
本来ならばね、全員を自チームの中等部へ進ませたいであろうはずだ・・・。


「いろいろな進路を子供たちに提示してあげたいんです。」


少年をしっかりと主人公に据えた野球を導く人たちは、大きい。
度量が大きい・・・。


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Nさんが管理人をしているチームのHPがある。


予定表にね、しっかりと載せてくれているんだ。


11月17日。
清瀬ポニー・体験練習ってね・・・。


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Nさん!ありがとうございました。
チュッ!


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東久留米で野球をがんばっている6年生のみなさん・・・。
どうか、1度だけでもいい。
清瀬第2グラウンドを思いっきり走ってほしい・・・。
野球の風を深呼吸しに来てほしい・・・。


野球の神様の存在を実感してほしい・・・。


そして、残り僅かな小学校時代の野球のラストスパートのエネルギーにしてほしい。


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君の野球の物語の主人公へ。


オジサンはな、涅槃で待ってるぞい。