日曜日のグラウンドに立つ。
それだけでね、僕はシアワセな気持ちでいっぱいになる・・・。
曇ってしまったり、風が出てくると、まだまだ寒くて凍えそうになってしまうのだけれど・・・。


おーい!
中学生の野球少年たちや〜い!
君らの夢はさ、まだまだ大きく膨らんでいるかい?


君にとっての野球ってな〜に?


僕は、ず〜っと考えながらね、君らの姿を見つめていようと思うんだ・・・。


がんばれ!・・・そうそう、やっぱりがんばれ!


結局、僕が贈ることの出来る言葉は、ね、
がんばれ!しかないんだ・・・。
あらためてそれを感じた・・・。


がんばれがんばれ!・・・がんばれがんばれ!


何度だって僕は言う。


がんばれ!


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ドラム缶の焚き火に薪をくべながら、
走る野球少年たちの姿を追う・・・。


丸一日僕ら親父たちは、モクモクと煙に燻されている。
「燻されている」と書いて、「イブサレテイル」と読む・・・。
つまり、イブサンローランだな・・・。
なんちゃってな・・・。


親父たちの燻製、一丁上がり!


スモーク・モクモク・・・。


お風呂に入ってシャンプーしてもね、煙の匂いが取れないぞ。