みんなみんな野球に育ててもらいなさい。

hayatonooyaji2008-05-05

今日も僕は、ハヤトの弁当を届けに行く・・・。
カミさんがこしらえた弁当を持ってグラウンドへ行く・・・。
御弁当の中身は何だろう?・・・どれどれ、ちょっと見てみよう・・・。
おっ、お肉で野菜を包んでフライにしてあるぞ・・・。
フライをキャッチ出来るかな?・・・なんちゃって。
あとは、え〜っと、これこれ、程よい甘みの玉子焼き・・・。
なかなか手が込んだ御弁当でござる。・・・美味しそうだぞ・・・。
「途中であなたが食べちゃダメよ!」って、カミさんが言う・・・。
了解!しっかりと母の愛が詰まった弁当を届けようぞ!待っていろ、ハヤト・・・。
我は行く、ヒゲを剃って青白き頬のままで・・・。
では、行って来ま〜す!
「はいはい、ごゆっくりどうぞ・・・。」
さすがにカミさんも半ば呆れ顔だけれど、快く僕を送り出してくれる・・・。
ありがたいな・・・。


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子供の日・・・。
子供たちの健やかな成長を祈る日・・・。


どこの野球のグラウンドでもね、たくさんの野球少年たちががんばっている事だろう・・・。
みんなみんな、一人残らず健やかに育っておくれ・・・。


100人の野球少年がいたら、100編の野球の物語がある。
そうだよ、100人の主人公がいる。


100人の主人公がいる100編の野球の物語の、たったひとつの場面でもいい・・・。
それを傍にいて見守る事が出来るのなら、きっときっとシアワセ・・・。


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グラウンドでね、久しぶりに清瀬ポニー29期生のアキラくんの親父さんに会った・・・。
最高の野球小僧の先輩親父さんなんだ・・・。
僕は、たくさんの大切な心を学ばせてもらった・・・。
こうやって今でもグラウンドを訪ねてくれてうれしい・・・。
そうそう、アキラくんの様子を聞く。
昨日、高校で練習試合があり、5イニングを無失点で投げたとの事・・・。
昨年の完全試合を達成したアキラくんの表情を思い出す・・・。
ここから巣立って行った先輩たちの姿は、現役のポニーリーガーたちの誇り・・・。


自分の野球の物語の主人公として、がんばれがんばれアキラくん!


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弁当を届けに行く。


野球の物語の主人公たちに会いに行く。


どの子もみんな、ぐんぐん伸びろ!


野球に育ててもらうんだよ・・・。