打ち込める何かを持つ事の強さについて。
Tくんからメールをもらう・・・。
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「こんにちは。はじめまして。
僕は、東久留米に住む中学3年生です。
小学校時代はクラブチームで野球をしていました。
中学1年で野球は辞めてしまったのですが、
野球はずっと好きで、毎日このブログを読んでいます。」
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Tくん、
実はね、「はじめまして」じゃないんだぜ・・・。
〜○○ズにいたTくんだよね。〜
って、僕は返信した・・・。
わっはっは。
Tくんはさぞかし驚いたんじゃないだろうかって思う・・・。
そう、かつての東久留米の野球少年たちの事なら・・・。
ハヤトと同い年の中学3年生たちの事なら・・・。
一緒の時を野球で過ごした少年たちの事なら・・・。
今でも僕は、全員の名前を覚えているよ・・・。
そして、今でもずっとずっと野球を続けていてくれますように・・・って、
祈り続けてるんだ・・・。
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Tくんは凄いスラッガーだった。
1試合で2本のホームランを打つほどの強打者だったんだ・・・。
のびのびと野球を楽しんでいる姿がさ、とっても印象に残っている・・・。
〜どうして野球を辞めてしまったの?
何か嫌な事でもあったのかい?〜
僕は、それを、返信メールの中に書いた・・・。
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早速、返信の返信をTくんは送ってくれた。
そのメールを読み、僕はホッとして胸を撫で下ろす・・・。
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彼は学校の部活動でハンドボールに出会い、
現在は、それに打ち込んでいるとの由・・・。
そうそう、彼の通うN中学校のハンドボール部は、まさしく全国レベルなんだ・・・。
がんばってハンドボールに汗を流しているTくんの顔を思い浮かべて僕は、
心の中がポカポカと暖かくなった・・・。
がんばれがんばれ!Tくん!
この夏、全国大会に出場出来るといいね・・・。
野球を楽しくがんばっていた頃と同じ気持ちでさ、
のびのびとハンドボールで翔けてくれ!
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どんな道でもいい・・・。
きっと、他のスポーツだっていい・・・。
打ち込める何かを持ち続けていておくれよ・・・。
現在中学3年生のみんな!
小学校時代にね、野球をがんばったみんな!
大丈夫だよ。
絶対ノープロブレムだ・・・。
受験生と呼ばれる日々が始まるけれど、
君たちならさ、必ず乗り越えられる・・・。
なにしろ君たちはな、
東久留米の野球小僧なのだ・・・。
わっはっは!
カキーン!の音はね、
君の心の中から消える事はないのだ・・・。
これでいいのだ。
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PS
Tくん、
全国大会に行ったらさ、
またオジサンにメールをくれ・・・。