2006サンダーバード。
早いものだ・・・。
あまりにも早いものだ・・・。
シアワセで心豊かなる中学野球だった・・・。
とても大切な大会が始まったばかりなのだけれど、
とりあえずポニーリーガーとしての日々に一区切り。
清瀬ポニー30期生の13人は今日、卒団式に臨む・・・。
歴代のメンバーと比較すると、極端に少ない人数だった。
だが、ひたむきだった。
13人がしっかりと、それぞれが取り組むべき野球に向き合っていた・・・。
表面的に見ればね、おとなしいと思われがちなのだけれど、そうじゃない。
思慮深く、確実に歩を進めるタイプの13人だった。
思慮深くある事。
確実に歩を進める事。
それこそが本物の強さであるという事を君たち自身が知るのは、
まだしばらく先なのだと思うけれど・・・。
この2年半の野球の日々は、
ポニーリーグで学んだ日々は、
君たちの心の中にしっかりと芯を結んだ・・・。
この13人は、素晴らしい仲間たちであった。
野球の神様が巡り合わせた13人であった。
思えば、やっぱり木々のようだ。
その成長ぶりは、ね、目には見えないのだけれど確かなものだ。
木々の成長ほど確かなるものは、この世には存在しない。
思慮深く確実に歩を進めた君たちは、確かだ。
君たちは、「確かな者」たちなのだ。
関わる全ての方々に感謝しよう。
その方々のおかげなのだ。
13人の確かな者たちよ。
卒団おめでとう・・・。
13人の父ちゃんたちの中にいる僕は、
たぶん今日、泣いてしまうだろうと思う・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
写真を見てごらんよ。
こんなにもこんなにも小さかった君たちがいた。
ずっとずっと近くで見ていたから僕は気付かなかった。
いつのまにか大きくなっていた君たちの姿を。
写真の中で君たちは笑っている。
いつまでも忘れないでいておくれよ。
とてもイイ笑顔だ。
忘れ得ぬ笑顔だ。
僕は野球を誇りに思う。
僕は君たちを誇りに思う。
清瀬ポニーを誇りに思う。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
卒団おめでとう。