BIG1の時代に惜別。
真面目な人だ・・・。
真面目な人は、いつだって真面目だ・・・。
写真を見てほしい・・・。
「1973年、V9達成直後、阪神ファンに襲われる。」と、ある・・・。
こんなにも真面目に襲われている人が他にいただろうか?
真面目な人は、襲われている時だって真面目だ・・・。
王選手の表情には、怒りが無い・・・。
なんて強い人であったのかと、あらためて僕は思う・・・。
僕らの父の時代よ。
かつての時代の父たちよ。
なんて強いあなたたちであったのかと、あらためて僕は思う・・・。
ありがとう!王選手!
さようなら!王監督!
日本中の人々に勇気をくれた・・・。
前を向いて生きる事の大切さを教えてくれた・・・。
つくづく真面目な人だったのだと思う・・・。
僕の心の中では、ね、永遠のBIG1だ・・・。
50年どころではない。
王貞治さんの少年時代の写真まで掲載されているスポーツ新聞を読み、
僕は朝から泣いた・・・。
ありがとう!王選手!
王選手を想う時、
僕は小さな子供に戻る・・・。
後楽園で、神宮で、
僕は何本かの王選手のホームランを見た・・・。
僕は、しっかりとこの目で、王選手が打ったホームランを見た・・・。
ハッキリと憶えている・・・。
絶対に忘れてたまるものかと思う。
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時が過ぎ、
今、僕ら自身が父になった。
僕らも強く生きなければ・・・。
さらに時が過ぎ、
僕らの息子たちが父になった頃、
父になった息子たちが僕らの今を振り返った時、
強い父であったと思ってもらえるような生き方をしなければなるまい。
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僕らの背広に、
あるいは作業着に、
見えない背番号を背負っていたいものだ・・・。
背番号1。
あなたの背広に、
あるいは作業着に、
ハッキリと見えるんだ・・・。
背番号1。
さて、プレイボール!
今日も一日仕事をがんばろう!
カキーン!な心で。