カキーン曜日よ、永遠に。
カキーン曜日の僕は、やっぱりこれからもずっとずっと、想い続けるのだろう・・・。
野球が好きでたまらない子供たちの顔を・・・。
そんな子供たちの野球が、そう、心豊かな物でありますように・・・。って、
僕はいつまでも祈り続けるんだろうな・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あのね、「一喜一憂」って言葉がある・・・。
でもね、「一喜一憂」ってのは、残念なのだけれど嘘だと僕は思う。
一つの憂いがあれば、一つの喜びがある?
いちいちがっかりしたり喜んだりしなさんな。ってか?
そんなに甘い物じゃないんだよ・・・。
そんなに簡単じゃないのさ・・・。
人生ってね、「一喜一憂」どころじゃないんだ・・・。
本当は、「一喜百憂そんでもって千苦」だ・・・。
それぐらいのバランスな大騒ぎが人生なんだ・・・。
とっても大変なのだけれど、生きるってね、それほど難しい事なんだよ・・・。
だからね、小さな子供時代に野球と出会えた君はシアワセ・・・。
野球ってさ、いい事ばかりじゃないでしょ?
むしろ、苦しかったり悔しかったり、困難な事の方が多い・・・。
そうさ、圧倒的に多い・・・。
まだ小さな君に、たくさんたくさんそんな思いをしてほしい・・・。
百回憂いてほしい・・・。
千回苦しんでほしい・・・。
それを乗り越えてほしい・・・。
そして、たった一回だけでいいんだ・・・。
喜んでほしい・・・。
乗り越えられたら君は、必ず強い人間になる。
どんなに苦しくても、どんなに悔しくて困難でもね、
それを乗り越えたら君は、必ず優しい人間になる。
それこそ君が今、野球を学ぶ「意味」なんだよ・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
小さな小学生の、それこそ低学年の野球少年にさえ、僕は思う。
がんばれがんばれ!自分にだけは負けちゃダメだよ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
カキーン曜日はずっとずっと、
いつまでも僕は祈ろうと思う・・・。
野球の神様が子供たちを導き、
そして強く優しい人間に育ててくれますように・・・。
金曜日はカキーン曜日。
僕にとって永遠に・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・