6年生たちの声が賑やかに聞こえる。

hayatonooyaji2008-11-15


色が増す木々。
清瀬ポニーの本拠地、清瀬第2グラウンドから見える所沢の公園の木々。
紅葉の順序ってさ、黄と紅、どっちが先だと思う?
黄よりも紅が早いみたいだ・・・。
本当に暖かな色を見せてくれる木々は優しい・・・。


木々よ、どうかこのグラウンドを疾走する野球少年たちをずっと見守っておくれ・・・。
いつまでも優しく見守っておくれ・・・。


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カキーン!の音と歓声と笑顔・・・。
今日、60名以上もの6年生たちが来たよ。
みんなみんなキラキラとした表情をしていたよ。
僕は、本当に本当にうれしかった・・・。
この少年たちの野球の物語の第2章が始まろうとする様子に、
心がドキドキと高鳴った・・・。


6年生・硬式ボールで紅白戦。


今日初めて出会った、未来のチームメートたちと力を合わせて。
がんばれがんばれ、誇り高く君らしく。


君はきっと野球の神様の声を聞くだろう・・・。


じ〜っと硬球を手に持って見つめている子がいた。


どうだい?生まれて初めて手にするであろう硬球の感触は。


赤い糸で縫ってあるだろ?
縫い目の数は108つ・・・。
わっはっは!それは人間の煩悩の数なんだぜ・・・。


悩んだり苦しんだり、笑ったり喜んだり、
これからきっと、いろんな出来事があるだろう・・・。

でもね、
人間ってさ、生きてるだけでシアワセなんだよ。


そのボールを懸命に追いかけ続ける中学野球時代もイイ・・・。


素晴らしい物語を紡いでおくれ。
君の野球の物語を紡いでおくれ。
そしてしっかりと自分の物語の主人公になっておくれ。