今年、こうして何人もの大切な人を見送る・・・。
なんて悲しい年なのだろうと思う。


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清瀬ポニー・・・。
副審判部長、ヤノさん・・・。
僕は、あなたの事が大好きでした・・・。
たくさんの大切な事を教えて頂きました・・・。


ヤノさん・・・。


ありがとうございました・・・。


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ヤノさん・・・。
一緒になってコンビを組み、
ジャッジしに行った試合の数を数えました・・・。
1年間で、ね、8試合でした・・・。


僕のワゴン車の助手席に座り、
いつもいつもニコニコと笑っていたあなたを想うと悲しい・・・。


ヤノさん・・・。


僕の親父よりも年上だったあなたは、ね、
グラウンドの上ではまさしく僕の親父でした・・・。


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僕は、あなたの息子だった。


僕は、あなたに言いたかった・・・。


お父さん!
キャッチボールしよう!って・・・。


ずっとずっと・・・。
あなたに言いたかった・・・。


ヤノさん・・・。
あなたは僕の親父でした。


本当に本当に、
ありがとうございました・・・。


お父さん・・・。


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ヤノさん・・・。


会長杯が行われた臨海グラウンドの土は、
白くてキラキラしていましたよね・・・。


僕は、ただ子供たちの煌きに圧倒されていただけなのだけれど、
臨海グラウンドを走る子供たちの煌きをジャッジするあなたの姿を見て、


僕は、やっぱり子供たちが主人公の野球があっていいと思いました・・・。


ヤノさん・・・。


僕の、親父・・・。


お父さん・・・。
お父さん・・・。


僕、やっぱりあなたとキャッチボールがしたい・・・。


お父さん・・・。


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ちっちゃな子供になる・・・。


僕は、ね、ちっちゃな子供になる・・・。


僕は、ちっちゃな子供になって、言う・・・。


見て見て!僕、
グローブを磨いたんだよ・・・。


だって僕、
お父さんとキャッチボールがしたいんだもん・・・。


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ヤノさん・・・。


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僕の親父。