夏色の詩人。

夏色の空だ・・・。
空が夏色をしている・・・。
四季それぞれ、空の色は微妙に異なるんだ・・・。
空を見上げ、空の色を見て、
それぞれの季節の素晴らしさを感じる心を、
ずっとずっと忘れずにいたいものだと思う・・・。


見てみなよ、
今、空は夏の色をしている・・・。
何と鮮やかな色だろう・・・。
何と煌く色なのだろう・・・。


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夏色の空から降り注ぐ日差しの中で聞くカキーン!は、
詩人が心を込めて紡いだ言葉のように心地よい・・・。


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野球は、そうだな、
まさしく詩のようなものだ・・・。


心を込めた一球一打が紡ぐ、
美しい詩のようなものだ・・・。


降り注ぐ夏の日差しを浴びながら僕は、
スタンドの片隅で感涙にむせぶ・・・。


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ユニホーム姿の詩人たちよ、


白球とは、君が語る言葉・・・。


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カキーン!