息子の高校の野球部の親父仲間からのメールで、
息子が実戦形式のシート練習でホームランを打ったと教えてもらった・・・。


あの大きな野球部のグラウンドでなぁ・・・、と、
僕は、驚くと共に、
息子を指導して下さっている皆さんへの感謝の想いで胸がいっぱいになった・・・。


ありがたい事だ・・・。
本当にありがたい事だ・・・。


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16歳、
もう、自分自身の「徳」で生き抜かなければならない年齢である・・・。


「徳」を積みなさい・・・。
グラウンドでずっとずっと、「徳」を積みなさい・・・。


そう語り続けた僕の「言葉」が、一つ実ったようでうれしい・・・。


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昨年の夏、
グラウンドで使う金属のバケツを、ね、
ピカピカに磨いた男として初めて高校野球で褒められた息子だ・・・。


走・攻・守のいずれで目立つ事もなく、
ただ、バケツをピカピカに磨いた事で目立った男だ・・・。


でも、そのバケツはグラウンドで皆が使うバケツなんだ・・・。
皆の役に立っているバケツなんだ・・・。


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カキーン!のバケツ男・・・。


ようやく一歩を踏み出した・・・。


わっはっは、
だから野球は面白い・・・。


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がんばれがんばれ!
もう父ちゃんは君に直接何も言わないけれど、
「徳」を積み続けながらがんばれと願う・・・。


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フワリフワリとした足場を重ねて高みには登るな・・・。
それは、もろく崩れてしまうものなのだから・・・。


しっかりと踏み固めた「徳」を重ねて登りなさい・・・。


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みんなに喜んでもらいなさい・・・。
みんなに感謝し続けなさい・・・。