花びらの中で考える事。
風が吹くたびに桜の花びらが舞い、遊歩道に降り立つ。
すっかりとそこは桜色の絨毯が敷き詰められたようになっていて、良い・・・。
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春の景色の遊歩道を散歩しながら毎年、僕は思う事がある。
人はいつだって変われて、
そして新しい道を進む事が出来るんじゃないか?
まったく違う人生を歩む事が出来るんじゃないか?
人は毎日生まれ変われるのではないか?と・・・。
そんな事を考えるのは、やはり春だからか?
足元に降りた花びらにも、
まだ枝に残る花びらにも、
僕は愛おしさを感じながら春を過ごしたいと考えている・・・。
新しい道を歩き始めた人々を祝福してくれるために咲いてくれたんだもんな。
今年もありがとさん、
ソメイヨシノ・・・。
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桜色の絨毯の上を、ピカピカの小学1年生たちが歩いていた・・・。
その姿があまりにも可愛くて可愛くて笑ってしまう・・・。
まるでランドセルが歩いているみたいだ。
ランドセルから手足が生えて歩いているみたいだ。
学校は楽しいところさ。
たくさんたくさん遊び、
たくさんたくさん勉強してね。
風に舞った桜の花びらが一枚、ランドセルの上に乗った。
ソメイヨシノと一緒にね、その子は学校へ行くんだね・・・。
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小学生たちとすれ違うようにして、
まだまだぎこちなく制服を着た中学1年生たちも歩いていた・・・。
桜色の絨毯と、真新しい制服はよく似合う・・・。
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さて、今日も始まる。
新しい自分に心をリセットして今日を生きてみようか・・・。
今日を大切にして生きてみようか・・・。