シアワセのカタチにこだわらず。
2番セカンドだった僕のトモダチはその後、しばらくの間、家でじっくりとのんびりと考えながら日々を過ごす事にしたそうだ。
それでいいんだよと僕は思う。
規定よりも若干多目の退職金と、
何よりも結婚後もずっと保母さんとして働いていた奥さんの存在が大きい・・・。
「ありがたいよ。」と、トモダチは言う。
そうだよ、どんな時だってね、大切なのは感謝の気持ち・・・。
家事をしたり、地域で何かの活動をしたり、楽しく生きてほしいと僕は願う。
陽気に暮らそうよ。
近所の小学校にあるだろう学童野球のコーチなんてどう?
きっと人の輪も、
そして人の和も、
大きく広がるはずだ・・・。
トモダチを想い僕は、春の空を見る。
桜花舞う、暖かな陽射しが心地良い・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・
わっはっは、カキーン!だ。
主夫の先輩として言わせてもらおう!
家事も結構奥が深いぞ!
スーパーのチラシを熟読せよ。
キャベツが高くてね、僕は今、憂いています。
ヘンデルとグレーテルじゃなくて、
エンゲルを憂いてる。ってトコロだ。
・・・・・・・・・・・・・・・
シアワセのカタチにこだわらず、な、
シアワセに生きよう。
主夫の友よ!
それでも僕らは、ね、
大黒柱なのだそうだぜ・・・。
家族の「心」の中でね・・・。