海の日・・・。
いかにも夏!といった休日の街に流れる時間はシアワセ・・・。


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ぐんと上がる気温を予想させる朝、
自転車で走る野球の父子を何組か見かけた・・・。
すれ違うたびに、スッと爽やかな風を僕は感じるんだよ・・・。


わっはっは!行ってらっしゃい!
シアワセな思い出を今日もひとつ、
どうか作って来てください・・・。


父ちゃんはママチャリ。
普段は奥さんの愛車なのだろうな。
サドルの位置を上げちゃったら、ね、
奥さんに返却する時には元に戻しておかなければイカンよ。
僕はそれで、ずいぶんカミさんに怒られたものだ・・・。
たぶん、あなたも、な、おっちょこちょいそうな顔をしているから、さ、
奥さんに相当怒られやすいタイプだと思うぞ・・・。
だが、心配無用なり。
休日に野球に出掛ける親父ってのはな〜、みんな同じタイプなのだ・・・。


〜父ちゃんが、ママチャリをチャリチャリ校庭へ。〜
我ながらなかなかの名句・・・。


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ママチャリ父ちゃんの後ろを、マウンテンバイクの小学野球小僧が走る。
うんうん、イイ笑顔だ・・・。


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ママチャリ野球父ちゃんの胸の中には、ね、
楽しかった自分の子供時代の野球がある。
そうだよ、父ちゃんたちには、ね、みんなあるんだ・・・。
楽しかった自分の子供時代の野球・・・。


自分の小学校時代の、ね、
キャッチボールをして遊んだトモダチの顔が、
笑顔で何人も何人もやって来るんだよ・・・。
懐かしいトモダチに会えそうな気がするんだよ・・・。


自分の息子の顔を見ると、誰もが懐かしいトモダチを思い出すんだ・・・。


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わくわくした子供の頃の自分に会えるんだ。


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父ちゃんと小学生の息子・・・。
身体の大きさは違うけれど、ね、
わくわくする気持ちの大きさは同じなのだ・・・。


カキーン!の場所へ向かう休日のシアワセ・・・。


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かけがえのない思い出を野球で作ろう・・・。
それが一番なんだよ・・・。


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海の日・・・。


さあ、お日さまが輝きを増した・・・。


がんばってください、
ママチャリ野球父ちゃんたち!