惜別の詩。
高校の野球部グラウンドまで僕は、送別試合を観に行く・・・。
それは、とても感動出来る試合で、
身体の芯から奮えた・・。
天空に入道雲は遊び、
心地よい野球の風がグラウンドを包んでいた・・・。
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3年生VS2年生の真剣な闘い・・・。
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何かを託そうとして、
何かを受け取ろうとして、
共に駆けた野球への夢が今、クロスする・・・。
そのクロスするさまは、本当に美しい野球で、
美しい野球で、美しい野球で、
胸が熱くなった・・・。
この高校で野球を学べる球児たちを僕は、
心から、心から、羨ましいと思う・・・。
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託そうとする者たちの想い・・・。
受け取ろうとする者たちの想い・・・。
まこと素晴らしき先輩と後輩・・・。
こうして良き伝統は今年も、年輪をひとつ加え、
見てみなよ、このグラウンドを見守るあの木は、
また少し太くなった・・・。
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高校時代を野球に賭け、
ひたすら前を向いて駆け抜けた者たちは行く・・・。
人生の海を、正しく強く航る一艘の船として、
彼らはグラウンドを出航する・・・。
ヨーソロー!
母校を誇れ!
君は、母校を誇れ!
母校とは、母港なのだ・・・。
人生の大海原で思い出す懐かしき港なのだ・・・。
がんばれ!
ありがとう!
高校3年生の先輩たち!
君の人生の航路に、
幸多からん事を祈ろう・・・。