清瀬第2グラウンドへ出掛ける理由を求めて。

ギコギコギー、わっはっは。
ギーギコギー、わっはっは。
ギコギコギコギコほっほっほ。


ノコギリで廃材を切る。
僕は今、ハイザイオジサンなり。


ギコギコギコギコほっほっほ・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


小さな小さな、
本当に小さくて笑っちゃうほどの僕んちの庭は今、
廃材でいっぱい。


今年の春頃だったっけ、
強風により吹き飛ばされ破壊された塀が廃材として残っている・・・。


新しいフェンスを幼なじみのOくんが設置してくれた時、
「古い塀を持って帰ろうか?」とは言われていたのだけれど僕は、あえてそれを断って残していたんだよ・・・。


そう、布と木と紙は容易く捨ててはいけないからね。


切った廃材は少しずつ袋に入れている。
小分けにしたそれを、清瀬第2グラウンドに持って行く予定。


焚き火の薪として使って頂こうと思っている。


小分けにしてあるから、そうさ、
何度も第2グラウンドへ出掛けるための理由になるから嬉しい・・・。


ギコギコギー、わっはっは。
ギーギコギー、ほっほっほ。


グラウンドで燃やし、グラウンドでがんばる皆を暖められたら、ね、
塀としての役割を終えた廃材たちもシアワセだろう・・・。


余談だが先日は、
解体された御仏壇の木も第2グラウンドで燃やされていた。
ありがたい高貴なる炎であった。
僕は思わず手を合わせたもん・・・。
な〜む〜って、な。


そうそう、更なる余談だが、
清瀬ポニーOBの父母たち、
特に母ちゃんたち・・・、
清瀬第2グラウンドへの想いを持った人が多い事を知った・・・。


それが僕は嬉しい・・・。


清瀬ポニーに、ね、
心から感謝しているOB父母の仲間の多さが嬉しい・・・。


いつか、ね、
皆で集まれる機会が本当に出来たらシアワセだよね・・・。


そう願いながら僕はノコギリを手にする。


与作、与作と、カミさんが僕を呼ぶ・・・。


与作は木を切る。
与作は木を切り続ける・・・。


ヘイヘイホ〜、
ヘイヘイホ〜。