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阪神淡路大震災から16年、
時の流れの早さと、癒えぬ悲しみの大きさをあらためて想う・・・。
その日、10歳だったご長男を亡くした先輩のYさんはずっと、
事ある度に苦しみ、人知れず涙を流しているであろうし、
もしかしたら心から笑うなんて出来ないんじゃないかと思うと僕も、心がキリキリと痛い・・・。
その時1歳だった息子は17歳になった。
生きていたら先輩のご長男は26歳になっている。
無限だったはずの未来を奪われた悲しみはあまりにも大きい・・・。
子供は死んじゃいかん。
若者は死んじゃいかん。
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阪神淡路大震災から16年。
でも、ね、
決してその悲しみや痛みは僕らの中で風化してはいない・・・。
誰かの悲しみや痛みを、ね、
自分の悲しみや痛みに重ね合わせられる心を多くの人が持つようになったじゃないか・・・。
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悲しみや痛みを、
自分の悲しみや痛みと重ね合わせて、
合掌。