日曜日、
歩き、素振りとタオル投げをした・・・。
やっぱり僕のフォームはおかしいのかと思う・・・。
体幹から左に、な、
自然と身体を動かせず、それがぎこちない・・・。
息子を含め、当時のコヤドラのメンバーの、
今なお高校球児としてがんばっている少年たちが皆、
投げる事に関して苦労をしていると聞くと、な、
とっても責任を感じちゃう僕だ・・・。
ス、スマン、皆、
後はそれぞれよろしく頼む・・・。


しかし、がんばっている・・・。
息子と同い年の、な、
当時の小山ドラゴンズの仲間、
高校でも野球を続けてくれているのは、ね、
10人のうち、4人・・・。


確率的には少ないかもしれないのだけれど、
僕は、その4人を誇らしく思うよ・・・。


どうだい?
小学校時代の、さ、
エースだった子や四番だった子はいない・・・。
とっくに野球を辞めてしまって残念・・・。


控え選手だったり、
随分と悲しい想いをした子が、ね、
現在、高校球児になってる・・・。


そこに不思議を感じるのは僕だけか?


大事なヒントがありはしないか?


どうです?
各地、町内会の、
子供に土日、野球を教えているオジサンの皆さん・・・。


勝敗じゃない・・・。
子供たちの野球は、ね、
勝敗じゃないんだ・・・。


学童野球の、さ、
優勝常連チームなんて、な、
疑ってみるべきだと僕は思う・・・。


本当に大切な事を伝えているかい?
大事な事を教えているかい?
カキーン!の、な。


一回の表、
先頭バッターからバントを仕掛けるあの学童野球チームが優勝したと聞いても、
僕の心は響かないや・・・。


大切な事は何?
大事な事は何?


それを考え続けなきゃ、ね。


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体幹より左を向くように意識し、
ひたすら僕はタオル投げ。


その時、携帯電話が鳴る。


取引先のセレブマダム、Sさんからだ・・・。


ヤリイカたくさん釣れたのよ、取りに来て。」


ありがたい、ありがたい・・・。


食べ物を恵んで頂くのはシアワセ・・・。


喜び勇んで取りに伺う・・・。