■
日曜日、
歩き、素振りとタオル投げをした・・・。
やっぱり僕のフォームはおかしいのかと思う・・・。
体幹から左に、な、
自然と身体を動かせず、それがぎこちない・・・。
息子を含め、当時のコヤドラのメンバーの、
今なお高校球児としてがんばっている少年たちが皆、
投げる事に関して苦労をしていると聞くと、な、
とっても責任を感じちゃう僕だ・・・。
ス、スマン、皆、
後はそれぞれよろしく頼む・・・。
しかし、がんばっている・・・。
息子と同い年の、な、
当時の小山ドラゴンズの仲間、
高校でも野球を続けてくれているのは、ね、
10人のうち、4人・・・。
確率的には少ないかもしれないのだけれど、
僕は、その4人を誇らしく思うよ・・・。
どうだい?
小学校時代の、さ、
エースだった子や四番だった子はいない・・・。
とっくに野球を辞めてしまって残念・・・。
控え選手だったり、
随分と悲しい想いをした子が、ね、
現在、高校球児になってる・・・。
そこに不思議を感じるのは僕だけか?
大事なヒントがありはしないか?
どうです?
各地、町内会の、
子供に土日、野球を教えているオジサンの皆さん・・・。
勝敗じゃない・・・。
子供たちの野球は、ね、
勝敗じゃないんだ・・・。
学童野球の、さ、
優勝常連チームなんて、な、
疑ってみるべきだと僕は思う・・・。
本当に大切な事を伝えているかい?
大事な事を教えているかい?
カキーン!の、な。
一回の表、
先頭バッターからバントを仕掛けるあの学童野球チームが優勝したと聞いても、
僕の心は響かないや・・・。
大切な事は何?
大事な事は何?
それを考え続けなきゃ、ね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
体幹より左を向くように意識し、
ひたすら僕はタオル投げ。
その時、携帯電話が鳴る。
取引先のセレブマダム、Sさんからだ・・・。
「ヤリイカたくさん釣れたのよ、取りに来て。」
ありがたい、ありがたい・・・。
食べ物を恵んで頂くのはシアワセ・・・。
喜び勇んで取りに伺う・・・。