震災後、3度目の日曜日だ・・・。

今日も穏やかないつもと同じ日曜日の光景が広がっている・・・。
朝、早足で思いっきり歩いた・・・。
黒目川の遊歩道の、あらゆるすべての景色が愛しい・・・。
東久留米の、景色が僕は愛しい・・・。


家に帰り、今度は犬を肩に乗せて散歩・・・。
肩の上のタロウと話しながら僕は、ゆっくりと歩く・・・。


農家の、あの優しいお婆さんが作った野菜をいくつか買う。
手作り感いっぱいの料金箱に100円玉をいくつか入れる・・・。
暮らしている地域の、ね、
そこで創られてる根っこのある野菜をこんなにも容易く入手出来るんだもん、
ありがたいありがたいと僕は思うんだよ・・・。


なあ、タロウよ、
「ワン!(何だい、父ちゃん。)」
いいだろ?この野菜たち・・・。
「ワンワン!(僕も食べたいよ。)」
おう、そうかそうか、
ネギ以外は、な、母ちゃんにスリスリしてもらって食べような。
「ワン!(うれしいぞ!)」


野菜、野菜、
野の菜と書いて野菜、野菜・・・。
暮らしている街の、
この土の中から生れた野菜・・・。


何とシアワセな街に僕らは暮らしているのだろう・・・。


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あの優しいお婆さんが一生懸命に作った野菜だ・・・。


僕は、ね、
食べた後に必ずご馳走様って言うよ・・・。