な〜るほどっ!

パソコンが壊れた・・・。
だが、修理のお兄さんが来てくれて一件落着・・・。
めでたしめでたし・・・。


「大丈夫です。
 メモリー容量の増設だけで解決しましたっ!」と、
パソコン修理の人っぽくない体育会系のお兄さんは言う・・・。


しかし、ハキハキ&テキパキの仕事ぶりは見事であった・・・。
ほめてつかわそうぞ・・・。


「家電量販店でお買い求めになられたパソコンの場合、ほにゃらら・・・、
 ほにゃららメガのほにゃららギガで、うんぬんかんぬん・・・。」


う〜む、お兄さんよ、
これ以上の説明は僕には無用っていうか、無駄・・・。
さっぱりわからんぞ・・・。


1メートルとか1リットルとか、なら、
頭の中でイメージ出来るんだけんど、
1ギガとか1メガってなるとな、さっぱりわからん・・・。


わかるやうに説明してくれると、
僕はとてもたすかるでせう・・・。


1メガバイト・・・。
1ギガバイト・・・。


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「はいっ!承知致しました!」って、返事が最高に良いお兄さんだ。


そして、彼の説明が最高に良かったので紹介しよう・・・。


「1メガバイトとは、
ひょろっとしていて細い、
メガネのバイトくん・・・。


1ギガバイトとは、
ギガっとした(少々意味不明)、
元球児みたいなガッシリとしたバイトくん・・・。


そんなバイトくんたちが、
引越し屋さんで働いていると考えて下さい・・・。」


おおっ、
おおおっ、
おおおおっ、
目からウロコの説明であった・・・。
これ、本当の話なんだよ・・・。


メガネの細いバイトくんたちが何人かでこなす仕事を、
ギガっとした元球児のバイトくんなら1人でこなしてしまうんだって・・・。


おおおおおっ、
腑に落ちるとは、こんな説明の事なり・・・。


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球児たちよ、スゲエだろ?


世間の、な、
君らに対する評価ってな、


ギガ!なり・・・。


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♪ガンガンギギン ギンガマ〜ン
 ガンガンギギン ギンガマ〜ン
 銀河を駆ける〜 伝説のやいば〜♪


現・高校3年生の息子がちっちゃな頃にハマった戦隊ヒーローは、
そう、ギンガマンであった・・・。


僕なんか昼寝をしてるといきなり、ね、
怪獣にさせられていて、
プラスチックの刀で叩かれたりしていたんだけんど、


ギンガマンは懐かしい・・・。
プラスチックの刀で僕を襲撃したちっちゃな頃の息子の顔が懐かしい・・・。


うんうん、もちろん、
その後、怪獣の僕に逆さ吊りにされ、
ギンガマンだった息子は泣いていたんだけんど、
懐かしい・・・。


たぶん、
メガレンジャーよりギンガマンの方が強いんだな。